院長の橋本です。周囲のランナーの皆さんに尋ねてもアキレス腱炎はとても多い症状ですね。
痛みがとれてもそこからが大変です。
また再発しそうな気が常にあります。
走っていても意識がすぐにアキレス腱に向かいます。
「あっ!痛くなりそう!」 「今、ピキッときたけど大丈夫やろか~」
不安でいっぱいです。
実は、ランニングを続けていくうえでアキレス腱炎はとても再発しやすい症状です。
でも、安心してください!貼っていますよ!
アキレス腱炎が治っても違和感や不安感があれば再発防止のためのテーピングを走るときに貼っておきましょう!
アキレス腱炎再発防止テーピング
5センチ幅の伸縮テーピング(GONTEXマルチカラーテーピング)を60センチ使用
このテーピングは自分で貼ります。難しそうに見えるかもしれませんが、貼ってみると簡単ですよ!
まず、足首を90度にします。最後まで90度の角度は変えないで下さい。
アキレス腱の外側に症状があるときのテーピング
左足のアキレス腱の外側が痛い場合の貼り方です。私の症状はこれにあてはまります。
足の甲中央親指よりのところから斜めに貼ります。
足の裏、踵と土踏まずの間を通ります。
踵の内側をぐるっと回すように貼ります。シワが出来ないように気を付けて!
踵にひっかけてアキレス腱を斜めに横切ります。
足の前に出てきました。
完成です。これだけでオッケー!簡単でしょ!
あとはしっかりとなでつけて、なじませます。
正面から
外側から
後ろから
内側から
このテーピングで足の裏の力の入り方、足の重心バランスが正しくなりますよ!
アキレス腱の内側に痛みがあるときのテーピング
アキレス腱の内側に痛みがある場合、外側の時とは逆方向に貼ります。
足の甲、小指側からスタートです。
足の裏、踵に引っかけるように回しますよ!
アキレス腱を斜めに横切ります。
前方に回ってきました。
ジャーン! 完成です。
正面からです。正しく貼れているか確認してください。
横からです。
後ろからです。
内側からです。
靴下を履いたり脱いだりするときにテープが剥がれないように注意してくださいね!
アキレス腱の外側に痛みがある場合のテーピング その2
先ほどのテーピングで効果がない場合やアキレス腱周囲炎の場合はこちらのテーピングを貼って下さい。
アキレス腱の周囲の腱がこすれ合わさったり、痛めているのかもしれません。
足の外のくるぶしの骨のでっぱりの下からスタートです。
このテーピングは足首を最大限背屈(上にそらせる)した姿勢で貼ります。気を付けてね!
外くるぶしの骨にそってテーピングをカーブさせて貼りますよ!シワガよりやすいので慎重にね。
最初だけ少し引っ張り気味。
カーブを曲がったら引っ張らずに皮膚に置く感じで貼りましょう。
アキレス腱ではなく、下腿の外側に貼っていきます。
完成です!
横から見たらよくわかりますね!
アキレス腱の内側に痛みがある場合のテーピング その2
さっきとは逆に貼りますよ!
内くるぶしの骨のでっぱりの下からスタートです!
慎重に少し引っ張りながらカーブさせます。指で押さえながら少しずつ進みましょう。
上に向かいます!
内側の骨(すねの骨)にかからなように、きわきわに貼ります。
上まで貼って完成!
これでオッケー!
これらのテーピングで楽しく練習しましょう。
姫路城マラソンまで2か月半ほどになりました。
焦りは禁物です。
まだ間に合うと自分に言い聞かせて走っています。
そろそろ長距離の走り込みも必要ですね! 足に気をつけながら頑張ります!
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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