花粉症のツボ
花粉の季節、日本人の4人にひとりは花粉症といわれています。
つらい症状に悩まされる方も多いと思いますが、花粉症の症状はお灸ででも改善できます。
今回は自分でできる花粉症の症状緩和のためのお灸のツボを紹介しますね!
養老
このツボは一般的には疲れ眼や腰痛のツボとして使われます。
しかし、養老という名のとおりアンチエイジングのツボであることはあまり知られていません。
つまり、免疫力を調整するツボとしての効果があります。免疫力がアップすると花粉に対して身体が反応しにくくなります
しかしツボのある場所は小さな点で、少しでもずれると効果がありません。
丁寧にツボを探ってみましょう!
手首の甲側、前腕の二つに並んだ骨の外側のほうを探ります。
手首の外側、ポッコリ飛び出した骨の内側、図の赤い丸の部分を触れてみましょう。
慎重に探ると骨に凹みがあるのが分かります。
強く指先でこの点をピンポイントで押さえるとズーンとくるところです。
ここにお灸をすえましょう。
*養老穴
私が学生のころ、養老穴は図の白丸の部分で習いました。
多くの文献では白丸のところになっています。
この白丸の養老穴は外側の骨の末端で比較的はっきりとした凹みにあり、薬指の延長線上にツボの位置をとります。
厳密にツボの位置を探求すると同じツボでも諸説あったり、文献によってまちまちな場合や、臨床で使うツボとは少し場所が違うことが多々ありますね。
私の経験上からは免疫力の調整としては赤丸の養老穴に効果が出やすいのですが、赤丸の位置と白丸の位置を触り比べ、押したときの反応が出やすい方を使うのが良いかと思います。
尺沢
尺沢、このツボは上半身の水分の流れを整えるツボです。
特に鼻水や悪寒、風邪の症状にもよく効果があるツボです。
少し敏感なツボで、強く押さえるとズキンって響きます。
軽く押さえるとかすかに脈をうっているのを感じられます。
手のひらを正面に向けて肘を曲げると肘の正面にシワができますね!
このシワの外側の端から親指1本分内側に入ったところにある凹みの中央にあります。
また、肘の中央に大きな筋肉の筋があり、この外側です。
この図の丸のところにツボがあります。
お灸のすえ方
お灸はせんねん灸等市販の台座灸でかまいません。
正確にツボを押さえながら探してからお灸をすえてみましょう。
一つすえてみて熱さを感じにくかったら繰り返し2〜3個、もしくは熱く感じるまですえましょう。
花粉症の症状がひどい人ほど感じにくいケースが多いですね。
1日1回、毎日してみましょう。
根気よく続けることが大切です。
私は15年間ひどい花粉症に悩まされていましたが、数年前から花粉の飛散する1ヶ月前から毎日、花粉の時期が終わるまですえています。
おかげでこの3年、ひどい症状の日は数えるぐらいの程度になりましたよ!
症状のきつい日はこのツボ以外に首や肩にもお灸をしたり、顔に鍼を自分でうっています!
ツボの位置やお灸の方法等分かりにくかったら気軽にお尋ねくださいね!
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
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