2020.7.1 更新
最近、よく「運動前にストレッチを行っていいのか?」と聞かれます。
NGです!
YouTube動画はこちらから
運動前のストレッチは筋肉のパフォーマンスの低下ばかりでなく、ケガのリスクも高まります。競技前に入念なストレッチは柔軟性が高まり、ケガの予防になると教えられてきた方も多いかと思います。
しかし、スポーツの直前の筋肉は「緊張」状態で最大限の能力を発揮します。
ストレッチは筋肉をゆるめる、つまり「弛緩」状態にするための運動です。運動後の筋肉は疲労回復させるために「弛緩」状態にする必要があります。ストレッチは運動後に筋肉の回復、筋肉痛予防を目的に行うのが正しいです。風呂上がりや就寝前にやることで柔軟性を高めたり、リラクゼーション効果を得たりもできます。
ただし、この場合のストレッチはストレッチ本や教科書にあるような一般的なストレッチの方法に限ります。ストレッチのすべてが運動前にしてはいけないことではないです。
実際にはストレッチと呼吸の組み合わせで、筋肉をリセットしたり、ウォーミングアップになるような動的ストレッチをすることは多いです。一概に運動前のストレッチはダメという事ではないですよ!
コメント