ランナーの皆さん、姫路城マラソンまであと6日になりました。
調整は万全ですか?
直前になると練習で疲れを残さないように軽く走る程度にしてくださいね。
風邪をひかないようにしたり、ケガをしないためのケアをしっかり行いましょう。
自分の身体の弱いところを意識してストレッチをしたり、メンテナンスをしましょう。
故障のある方は今のうちにケアしたり、テーピングの貼り方を確認しておきましょう。
今回はランナーの持病で多い椎間板ヘルニアです。
腰椎椎間板ヘルニア
腰から脚にかけての突然の激痛で動けない、歩けない。
これは椎間板ヘルニアの可能性が高いです。
腰椎椎間板ヘルニアの痛みが起こる仕組み
腰は5つの推骨で支えられており、それぞれの椎骨の間に椎間板というクッションの役割の役割をする組織があります。
椎間板が強い圧迫をうけると、椎間板の中の芯である髄核が外に飛び出し、脊髄神経を圧迫して激しい痛みが起こります。
椎間板がつぶれる原因は重い物を持ち上げて腰椎に強い圧力がかかった時、また体を強くひねった時、それ以外にも加齢により椎間板が劣化したり、オーバーワークが原因となって発生することもあります。
つぶれた椎間板の芯が脊髄神経を圧迫すると坐骨神経痛を引き起こし、脚に強いしびれを起こすだけでなく、筋力の低下も招くので注意が必要です。
症状がひどい場合や、1か月以上経過しても症状が軽減していかない場合は手術が必要になることがあります。
ランナーの椎間板ヘルニア
痛みがあるうちはランニングは中止しましょう。
椎間板ヘルニアの場合、「無理しない」が治療の基本で一番の近道と言えます。
そして、痛みが引いてきたら骨盤まわりやハムストリングスのストレッチを行い、軽いウォーキングから始めて調整していきます。
ウォーキングで痛みがなければ、数キロ程度のジョギングを開始しましょう。
この際、ランニングフォームに注意してください。身体を左右どちらかに傾けているようならまだヘルニアの神経圧迫があるので、まだ練習再開は早すぎます。
正しいフォームで疲れを残さないようでしたら少しずつ距離を伸ばしましょう。
また、腹筋と股関節周囲の筋肉を鍛え、腰に過度な負担をかけないようにすることも大事です。
少しずつ筋力をつけながら、焦らずに練習していってください。
椎間板ヘルニアを抱えているランナーは多くいます。
しかし、フォームを整え、筋力で補うことで好成績を出しているアスリートやトップランナーも多いですよ!
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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