秋のマラソンシーズンが近づいてきましたね。
フルマラソンを走る前に走りへの耐性をつけるため、グリコーゲンを溜めるためにロング走を行うにはこの時期が最適です。
フルマラソンを走る1~3ケ月前に走っておけば本番での35㌔の壁を乗り越えやすくなります。
そこで私も走ってきました。
今年の姫路城マラソンを失敗しただけでなく、神鍋高原ハーフマラソンをリタイアしてしまい、リタイア癖がついていないか不安でした。
普段、ゆっくりとしたペースでしか走っていないし、自分一人で走っても甘くなりそうなので「大阪30K」にエントリーしました。
大阪30K
いや~ 苦しかったですね。
昨日は10月だというのに暑く、日差しもきつかったです。
序盤は良いペースで走っていましたが、15㌔あたりから怪しくなってきました。
給水所で水をがぶ飲み、水やスポーツドリンクを3~4杯飲まないと走れないほどの暑さでした。
2.5㌔ごとに給水場はありましたが、毎回がぶ飲みを繰り返すとトイレが近くなります。
何度もトイレに駆け込み、足を止める。給水の度に足を止める。
あかんやろ~
給水を摂りすぎてはいけません。
暑さに弱すぎました。
ヘロヘロの状態でしたが何とか完走。
まあ、足を止めたのは給水とトイレの時だけだったのが救いです。
遅いペースでしたが、足もつらず、痛みもなく走れたので次の岡山マラソンへの自信にもつながりました。
30㌔走の効果
グリコーゲンの代謝を高める
フルマラソンで使うエネルギーはグリコーゲンです。
身体の中にグリコーゲンをたくさん溜めこむほど長く走れます。
フルマラソンで「35㌔の壁」という言葉が有名です。
走り続けると35㌔あたりで体内のグリコーゲンを使い切り、足が前に出せなくなり歩いてしまうランナーが多いです。
普通では35㌔で限界に来るグリコーゲンの枯渇状態を防ぐには、マラソン前に1~2回グリコーゲン枯渇状態を体験すればいいのです。
体内のグリコーゲンを使い切り、一時的な枯渇状態を作ることによって、次に走るときにはより多くのグリコーゲンを体内に高めることができるようになると分かっています。
ハーフマラソンのレースでは体内に貯蔵されたグリコーゲンが枯渇状態になる前に走り終えてしまいます。
30㎞走では限りなくグリコーゲンの枯渇状態に近づくといわれており、グリコーゲンを溜めこむ能力を高めるには有効なトレーニングですよ!
筋持久力を高める
長時間のランニングは普段、眠っている毛細血管を刺激し、全身に血液を流すことができるようになって筋持久力を鍛えられます。
そして、ランニングの着地時に脚の筋肉や関節にかかる体重の約3倍と言われる衝撃に耐性を高めることが可能です。
30㎞という長い距離を走ることによって脚にかかる負担への耐性を高めることができます。
精神力を鍛える
実際に30㌔走るのはとてもキツイです。
30㌔がほぼ限界です。
フルマラソンではこの限界を越えなければ完走はできません。
限界まで心身を追い込むことで、精神的に余裕を持つことができます。
でも30㌔走れても、42㌔のフルマラソンは走れるの?と思いますが、フルマラソンでは沿道の応援や声援が力になり、なんとかなるものです。
フルマラソンに初めて挑戦する方はまず、ゆっくりでも30㌔を走ることを経験するのが大切ですよ!
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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