2018.8.22 更新
痛いぎっくり腰、腰痛
シーズン前の走り込みで、トレーニングで、腰に負担がかかる方は多いですね。
腰に不安感があると筋肉の張りが気になりますね。
ぎっくり腰は私も数回経験ありますが、ほんとうに痛いし、動けないですよね。
腰に自信のない方は、無理のかかりそうな日はテーピングをして腰を守って下さいね!
季節の変わり目になると、ぎっくり腰で来院される患者さんがとても多いです。
その原因は単に重たいものを持った、体をねじった、などだけではなくぎっくり腰になりやすい体の状態にあります。
ぎっくり腰の原因
- 気候の寒暖差、エアコンなどで関節、筋肉が固くなる。
- 飲酒や食べ過ぎが多くなり、消化器の負担が背中の筋肉に出る。
- 普段使わない動きをしている。
- 忙しくて不規則な生活になっている。
- 仕事が多くデスクワークで同じ姿勢で長時間座っている
つまり「冷え」「内臓疲労」「筋肉疲労」「同じ姿勢」がぎっくり腰の原因になっています。
筋肉が緊張する→血流が悪くなる→老廃物が排出されにくい→筋肉の酸素不足、栄養不足
このような状態だと何かの拍子で激しい痛みを起こし、動けなくなることもあります。
この何かの拍子が起こる前に腰のケアをしてぎっくり腰を予防しましょう。
ぎっくり腰になる前の腰の症状
- 腰が重たい。
- 長時間寝ていて起き上がる時に鈍痛がある、または座っていて立ち上がる時に痛みがある。
- じっと座っているのが辛い。
- お尻や太ももの裏に痛みや痺れがある。
- 前のものを取ろうと腕を伸ばすと腰が痛い。
- 立っているのが辛い
- 腰に手を当てていると手の暖かさが心地良い。
- なんとなく腰に痺れや張りがある。
以上のような症状が一つでもあれば腰にテーピングをして予防しましょう。
腰痛のテーピング
テーピングはGONTEXマルチカラーテーピング5㎝幅を使用しています。
橋本接骨院の受付でも販売しています。
市販のキネシオタイプのテーピングでも構いません。
動画はこちらから↓
①基本のテーピング
30㎝の長さにカットしたテーピングを仙骨の横から背骨の両横に上に向けて貼ります。
強く引っ張らず、ごく軽く貼りましょう。
25㎝の長さにカットしたテーピングを痛みのある側から横に痛みのある部分を通り、真横に貼る。
完成です。
②左の腰が痛い場合のテーピング
明らかに痛い側がはっきりしている場合は以下のように貼りましょう。
腰の背骨の横に貼るテーピングを痛い側に2本、痛くない側に1本貼ります。
痛い側のテーピングは3分の1重ねて貼ります。
横のテーピングは痛い側から痛くない側へ軽く引っ張りながら貼ります。
引っ張りすぎるとかぶれるので、ごくわずかの引っ張りですよ!
③腰の安定感を高めるテーピング
痛い側に2本の縦のテープ、痛くない側に1本の縦のテープを貼ります。
痛い側の骨盤を背骨に引き寄せるように下から斜め上に25㎝のテープを少しだけ引っ張りながら貼ります。
次に痛くない側の骨盤を背骨に寄せるように25㎝のテープを交差させて貼ります。
25㎝のテープの交点は痛い部位の高さに合わせてください。
テーピングやサポーターと併用して使うと安定感はより高まりますよ!
固定力を変えやすく、座ったままぎっくり腰のテーピングをする場合↓
体を支えきれないような痛みの場合は「さらし」で固定することをおすすめします。
「さらし」の巻き方はこちらから↓
ぎっくり腰を予防するために
長時間同じ姿勢は腰の血行を悪くします。1時間に1度は立ち上がったり、歩いたりして腰を動かしましょう。
飲酒は一時的に腰の症状を忘れさせてくれますが、酔いが醒めると腰を冷やすことにもなります。また、飲酒、食べ過ぎは右の背中が張りやすくなり、腰の動きを悪くします。
重たいものを持ち上げるときは中腰で持ち上げないでください。
写真のように中腰で荷物を持ち上げたとき、荷物+上半身の重みが腰に集中してかかります。
また、太ももからの筋肉の収縮で椎間板に大きな圧力もかかります。
膝を曲げて、腰を落として持ち上げましょう。
膝を曲げることにより腰への負担が大きく減ります。
立ち上がったときは荷物を体の軸に引き寄せながら持ちましょう。
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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