ストレッチでわからないこと
橋本接骨院の体操教室でよく受ける質問です。意外と知らなかったこともあるかも知れませんよ!
静的ストレッチ、動的ストレッチは何がちがうの?
ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチというものがあります。
静的ストレッチングは、伸ばしたい筋をストレッチさせるために、ある関節を通常の可動域以上の位置に固定させ、一定時間保持し続けるものです。
静的ストレッチは運動後や寝る前など筋肉の疲労回復やリラックスさせるために行います。
一方、動的ストレッチは、リズミカルに、ときには反動動作をつかって関節を通常の可動域以上動かし、目的とする筋を引き伸ばすものです。
運動前のウォーミングアップとして行います。ラジオ体操などは動的ストレッチと言えます。
ストレッチにかける時間は?
一般的には30秒です。
ただし腕のように小さな筋肉は15~20秒間にしてください。
筋肉によってはボリュームが違うので、大きな筋肉は時間をかけて伸ばしましょう。
ストレッチはいつ行うのがいいの?
筋肉が温もっている時が理想です。
お風呂上りなどはリラックスもできて筋肉が伸びやすいです。
硬い時に筋肉を伸ばすと筋線維が裂けやすいので寒い冬の朝などは注意してください。
寒い朝の運動前のストレッチ方法は?
スローペースで走ったり、膝の屈伸運動や動的ストレッチなど、ある程度温めてから、立ったままできるストレッチをします。
一つ一つの時間を短く、素早く行いましょう。
痛みがある時のストレッチは?
あくまでも痛みのない範囲で行いましょう。
ただし、肩こり、腰痛、膝の痛みなどは安静にし過ぎると筋肉は衰えます。
負荷の少ないストレッチで筋肉や関節に刺激を入れておきましょう。
ストレッチをしている時の呼吸は?
息を止めないで自然な呼吸で行いましょう。
息を止めると無意識に筋肉に力が入り効果がありません。
同じ部位でもストレッチ法が様々なのはなぜ?
例えばふくらはぎでも表層と深部では別の筋肉があります。
表層は腓腹筋という筋肉で膝を伸ばしてストレッチします。
深層のヒラメ筋は膝を曲げて行います。
この違いは筋肉が一つの関節をまたいでいる、2つの関節をまたいでいることの違いでストレッチのポーズが違います。
運動後はすぐにストレッチしたほうがいいの?
すぐにストレッチをした方が疲労物質が筋肉にたまりにくいです。
ただし、水分補給をしてからでないと血流量が少ないので効果が十分に出ないです。
ストレッチの前に体は温めるの?
基本的には温めて痛みや緊張を緩めた状態で行うとやりやすいです。
ただし、激しいスポーツの直後はアイシングをして筋肉を麻痺させて行います。
ストレッチに器具や道具を使うのは効果がより高いの?
ストレッチを一人で行うとき、例えば肩などでは片方の腕で反対の腕を引っ張ります。
伸ばされる筋肉は力が抜けていますが、引っ張る側は力が入ることになります。
ストレッチは筋肉の力を抜いてリラックスさせると効果が高いので、バランスボールやチューブを使ったストレッチのほうが少ない力で出来ます。
つまり、器具や道具を使った方が、体のどこも力むことがなくできるので、より効果が高いです。
ストレッチの頻度は?
ストレッチで筋肉が柔らかくなっている時間は数時間と言われています。
しかし、一般的な生活をおくる人であれば一日一回でも十分です。
寝る前やリラックスタイムに行うと一日の疲れが取れやすくなります。
体を柔らかくしたい、ダンサーやアスリートは一日複数回行うのが一般的です。
介護予防体操教室
橋本接骨院の介護予防体操教室ではストレッチは毎回行います。
疲れを翌日に残さないために、体を柔らかくするために、いろんな場面でストレッチは重要です。
自己流でしても効果が十分に出ないことはよくあります。
橋本接骨院ではストレッチ指導を行い、お家でもできるようになっていただきます。
1回だけの参加でも構いませんので、まずは気軽にご参加ください。
火曜日コース・水曜コース・木曜コース・金曜コース
14:00〜15:00 で実施中
ご予約・お問い合わせは079-298-2541
介護予防体操教室
1回 500円