2018.12.1 更新
脚のむくみと夏
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暑い夏、やって来ましたね〜
梅雨の終わりが近づいたこの時期になると脚のむくみが気になる女性が多くなります。
「午後になると脚が太くなった気がする」
「全身のめぐりが悪くなった気がする」
「下半身に余計な水分が溜まっている気がする」
これらは気のせいではありません。
「冷やした」と「冷やされた」の違い
冬など季節の変化による冷えを「冷やした」状態と捉えています。
「冷やした」状態であれば身体は冷えに順応していきます。
自然な気温の変化や「薄着で外に出た」など不注意からくる冷え、これらは「冷やした」ことになります。そして、これらによって起こる身体の変化は一時的なものです。
よく温めたり、施術によって体を整えると「冷やした」ことによる不具合は回復しやすいです。
しかし「冷やされた」という状況は寒い冬ではなく、夏に起こります。
近代以前には考えられなかった冷房など人工的な冷えによって、身体が「冷やされた」状況になります。
人間の身体は春から夏にかけてゆっくりと暑さに耐えられる身体へと調整しています。
しかし冷房や冷たい飲み物、冷たい食べ物など、人工的な「冷え」によって、身体の調整を狂わせます。
「冷え」によって身体のめぐりを滞らせ、むくみとなります。
秋口の不調にお灸が効果的
汗の内攻
暑い屋外から冷房の効いた室内、ムシムシしてじっとり汗ばんだ身体が急激に冷やされます。
この汗が人工的な冷気によって身体の不調を加速させ、「汗の内攻」という状況、つまり内臓の機能を低下させます。
東洋医学では女性の内臓機能を高めるツボは脚の内側に集中しています。
脾臓、肝臓、腎臓の経絡の乱れが代謝を鈍らせ、むくみの原因となる水分の排出と吸収機能に影響を与えることになります。
お灸のススメ
お灸はカラダ本来の循環を整え、全身のめぐりを良くします。
この夏から秋にかけて多い脚のむくみ、冷えは「冷たいものを摂りすぎた」「冷房などで気温の変化に身体がついていけない」「汗が急激に冷やされることによる不調」などの要素が関係しています。
これらの冷えから経絡が弱る「虚」の状態を改善するのにお灸は効果的です。
お灸と聞くとお年寄りのものというイメージがあるでしょうが、最近では若い女性でも「お灸女子」と言って自分でせんねん灸など市販のものを使ってされる方も増えています。
橋本接骨院では従来の「熱い」お灸ではなく、味噌灸や竹温灸を中心に安全なお灸を施術しています。
安心して受診してください。
むくみと冷えのツボ
セルフケアとして、自宅ではこれらのツボにお灸をすえましょう!
市販のせんねん灸などで試してくださいね。
三陰交
内くるぶしから指4本分上、骨の際にあります。
この三陰交のツボは脾臓、肝臓、腎臓の経絡が交差するところで、女性特有の症状、むくみ、冷えには欠かせないツボです。
太渓
内くるぶしとアキレス腱の間。窪んでいるところ。
下半身の血行と、全身の冷えを改善するツボです。
陰陵泉
膝の内側の下にある太い骨(脛骨内側顆)の下。窪みにとる。
水分を体外へ排出されやすくするツボです。
湧泉
足をグーの状態にして、かかとから指へなぞると指が止まるところ、凹んだ窪みにあります。
体内の水分コントロールのツボです。
太白
足の親指を曲げるとシワが出ます。その踵側にできるシワの先にあります。
このように曲げると分かりやすいですよ!
太白は消化吸収を整えるツボで栄養の吸収を高めるだけでなく、肺の機能を助ける効果もあります。
橋本接骨院でのお灸
このようなお灸だけでなく「橋本接骨院名物の味噌灸」「竹温灸」など痕のつかない、熱くないお灸をしています。
名物の味噌灸
心地よく温め、むくみと冷えを解消する「味噌温灸」
お灸のことならお気軽にご相談ください。
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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℡ 079-298-2541
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