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ぎっくり腰には「さらし」固定が早く回復する

2018.8.5 更新

ぎっくり腰になったら巻くべき!「さらし」固定

ぎっくり腰になった時、腰痛ベルトでの固定

ぎっくり腰、急性腰痛など腰の痛みが急に起きた時、サポーター、腰痛ベルト、コルセットなどされる方が多いですね。

でも、効果があまりなかったり、安定感を得られないことが多くないですか?

どうしても市販の腰痛ベルトなどはある程度の伸縮性のある素材で作られています。

これはいろんな体型の人にフィットさせるために伸縮性が必要だからです。

また、身体を動かしやすくするには伸縮性がないと屈んだり、座ったりし難くなります。

でも伸縮することは固定力を低下させます。

急性腰痛やぎっくり腰は身体を動かさなければ痛みはほとんどありません。

しかしながら腰痛ベルトで固定力を高めるには伸縮性のある素材をきつく締めることで痛みを軽減させています。

でもお腹が苦しくなったり、締め付け感が強くて長時間装着するのが苦しくなります。

「さらし」を使った固定

橋本接骨院ではぎっくり腰の患者さんには「さらし」を使った固定をお勧めしています。

「さらし」を使った固定は昔からあります。

祭り、妊婦、腹帯などどこでも応用でき、しっかりと固定できるからです。

ただし、「さらし」の生地は綿100%なので伸縮しないためズレないように巻くにはコツが入ります。

上手に巻けば、どんな腰痛ベルトよりも固定力が高く、かつ身体にフィットして嫌な締め付け感もありません。

さらし

「さらし」を巻く際の注意

きつく巻かない

まずやりがちなのはきつく巻きすぎることです。

さらしを引っ張りすぎて巻くと布の面がぴったり身体に当たりません。

締め付けが強すぎるとイスなどに座りにくいので注意しましょう。

骨盤を締める

さらしは腰やお腹に巻くのではなく骨盤を締めるように巻きます。

腰だけをぐるぐる巻きにしてしまうと固定力も大きく減少してしまいます。

「さらし」の巻き方

準備

「さらし」はベビー用品店、薬局などで購入できます。

一反の長さで入っていますがそのままでは長すぎて持て余します。

半分の長さに切って、さらにその切ったものを縦に二つ折りにして使用します。

巻く位置

さらしの位置

骨盤、仙骨を確実に固定できるようにしましょう。

肋骨の下部から骨盤まで覆うように巻きます。

巻いてみましょう

さらしスタート

腰骨と仙骨の間にさらしの上端を当て、巻き始めます。

下の部分をつまむ

お腹を通りスタート位置まで1周したら、さらしの下の端をつまみ、さらしを引っ張り、たるみを取ります。

手で押さえながら

手の平でさらしを押さえながら、緩まないように力をかけて締めます。

下の骨盤を巻く

骨盤、仙骨を覆うように下の部分を巻きます。

折り返す

一周ごとに背面でさらしを折り返します。

折り返しを入れると強く締まり、ずれにくいです。

肋骨の下

上部は肋骨の下部を覆います。

同じところをぐるぐる巻くのではなく、上に下に広い範囲で巻くほうがしっかりします。

慣れないうちは少し巻いては引っ張り、これを繰り返し少しずつ進んでください。

きつく締めすぎないようにしてくださいね!

紙バンで止める

巻き終わったら紙バンでさらしの端を固定します。

さらし完了

完了です。

上手に巻けば一日緩むことなく固定できます。

原則、寝るときは外してくださいね!

[char no=”1″ char=”橋本”]
さらし固定は固定力、安定さは腰痛ベルトなどより大きく優れています。そして安価です!
しかし、巻くのに手間がかかり、巻き方にもコツを要します。
急性のぎっくり腰では患部をしっかり固定することが大切です。
ここは一手間かかってもさらし固定をお勧めします。
[/char]

マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。

橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。

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日・祝日

橋本治彦

橋本治彦

痛みとケア、首・肩・腰・膝のことならおまかせください 関節・筋肉のスペシャリストとして機能の回復のための施術をいたします辛い痛みから解放されたい、いつまでも元気に歩きたい、一日も早く回復したい 患者様のお気持ちや要望は様々です。 ご希望や辛いこと、痛みなどの不安をどうぞ遠慮なく申して下さい 前向きに解消できるように、その悩みに対して効果的な施術を行っております。 皆さまの健康維持のお手伝いをいたします

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