肩こりの原因
「うっ血」と「むくみ」
事務仕事やPC、スマホなどで同じ姿勢を繰り返し続けたり、ストレスや緊張などで肩や首が緊張してしまう。
よくありますね!
このような負担が肩にかかると、筋肉や筋膜が緊張して硬くなり、近くを通る血管が圧迫されます。
それによって抹消の血管の循環が悪くなり機能が低下した状態を「うっ血」といいます。
「うっ血」になると「むくみ」も同時に起こります。
細胞から排出された老廃物や二酸化炭素はリンパの中へ吸収されます。
しかし、筋肉や筋膜が硬いままだとリンパへの回収が滞り、「むくみ」となります。
こうなると血管もリンパ管も圧迫され「うっ血」と「むくみ」の悪循環になります。
抗重力筋の緊張
抗重力筋とは重力に対して、身体が倒れないように姿勢を維持する筋肉のことです。
頭を支えるのは僧帽筋、胸鎖乳突筋。
背骨を支えるのは脊柱起立筋。
骨盤は大臀筋、腸腰筋。
これらの筋肉で身体は支えられています。
これらの抗重力筋の筋肉は他の筋肉に比べて「筋紡錘」というセンサーの役目をする組織があります。
この筋紡錘には交感神経が多く分布しています。
心身のストレスが多くなると交感神経が過剰に働き、この交感神経が血管を縮めて筋紡錘の多い抗重力筋の血流が悪くなり、こりの原因になります。
肩こり代表的な筋肉である僧帽筋は抗重力筋であり、血流が悪くなってうっ血しやすい筋肉でもあります。
テーピングで「うっ血」と「むくみ」を解消
効果的な肩こりテーピング
今回のテーピングは筋肉だけに小さなテープを乗せるように貼ります。
テーピングの縮こまる張力が皮膚、筋膜をたるませ、皮膚と筋膜の間に微小な隙間を作ります。
このたるみや隙間がむくみを吸収させ、うっ血した筋肉の緊張を軽減させます。
動画はこちらから↓
肩こりテーピングの貼り方
テープの種類
橋本接骨院ではGONTEXマルチカラーテーピングを使用しています。
収縮するキネシオタイプのテーピングでも構いません。
12㌢の長さで4本用意します。
テープの角は丸めておいてください。
貼り方
少しだけ下を向いた状態で座ってもらい、肩甲骨と背骨の間に貼ります。
この時、骨にテープがかからないように注意しましょう。
肩甲骨の下縁の高さから上に向けて引っ張らず、皮膚にに乗せるように貼ります。
今回のテーピングはすべて引っ張らずに貼りましょう。
反対側の背中にも同様に貼ります。
高さ、位置が左右対称になるように貼ってください。
3本目のテープを肩甲骨の上の筋肉部分に貼ります。
肩の頂上に骨があります。この位置より少し内側から首と背中の境目の背骨に向けて外から内に貼っています。
反対側の肩にも同様に骨にかからないように貼ります。
完成です。
テープはかぶれたり、かゆくなければ2日間ぐらい貼ったままでも大丈夫です!
[char no=”5″ char=”柴やんjojo”]
このテープは自分で貼るのは無理なので家族の方に貼ってもらいましょう。
今回はわかりやすいようにピンク色のテープで貼っていますが、目立たないベージュやおしゃれなヒョウ柄など色んな色がありますよ!
橋本接骨院では希望に合わせて7色から選んでもらいます!
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