腕の重みを支える肩をテーピングで補強
痛い五十肩(肩関節周囲炎)
中高年から多くなる五十肩。
「腕が上がらない」「突然、肩周囲に強い痛みがある」「寝返りをうつ時に痛みで目が覚める」こんな症状に悩まされていませんか?
四十肩、五十肩は正確には「肩関節周囲炎」といいます。
激しい痛みの急性期を過ぎ、慢性期になると肩を動かしにくい、動かすのに制限がある日が続き、鈍い痛みや動かすときの強い痛みに悩まされます。
1年〜1年半で大半の方は痛みが治まり、動きの制限も徐々に回復してきますが、治っても肩の関節の可動範囲が狭いままの方も多いです。
これは痛みのために動かす範囲が少ない期間が長く続いたために、関節が固まってしまっている状態です。
このような状態にならないようにするには早い時期から痛くても腕を動かす体操やストレッチが大切です。
・・・でも痛くて動かすのがつらい。
痛みが大きい時はテーピングで肩の筋肉を支えるとマシですよ!
五十肩(肩関節周囲炎)のテーピング
基本のテーピング
GONTEXマルチカラーテープ
30センチ 2本
痛い側の肘を軽く曲げ、肘の少し上で腕の外側から貼り始めます。
軽く引っ張りながら、上へ貼っていき、途中から肩の筋肉(三角筋)の丸みに合わせ肩の前で筋肉にかかるようにカーブを描いて貼ります。
最初のテープの後方から貼り始めます。
2本めのテープも軽く引っ張りながら貼ってください。
強く引っ張るとかぶれるので、初めて貼る方はごく軽くにしてください。
肩の筋肉(三角筋)の後面にかかるようにカーブさせながら貼り、肩の上方で最初のテープと重ねます。
痛みが軽い場合はこれだけで構いません。
腕の重みを支えることで肩にかかる負担がぐっと減ります。
夜寝ている時に痛む場合のテーピング
夜寝ている時に痛む場合は肩が重力によって床の方に引っ張られます。
この引っ張られるのを大胸筋のテーピングで軽減します。
30センチテープ 2本
15センチテープ 1本
肩関節前面より胸側の大胸筋の部分からテープを貼り始めます。
胸を張った姿勢で、少しだけ引っ張りながら貼りましょう。
肩の外側を超えて後ろへと貼ります。
大胸筋のテープの上から先程と同様に基本のテープ前側を貼ります。
続けて基本のテープ後側を貼って完成です。
痛みが強い場合のテーピング
肩の安定を高めるために上腕二頭筋、上腕三頭筋にそれぞれテーピングします。
25センチ 2本
30センチ 2本
肘の前の上方から肩関節前側にむけて軽く引っ張りながら25センチテープを真っ直ぐに貼ります。
力こぶの筋肉(上腕二頭筋)を覆い、肩の上まで貼っています。
肘を曲げて肘関節の後面より少し上のところから肩関節後面にむけて軽く引っ張りながら貼ります。
肩関節の後面までまっすぐに貼りましょう。
基本のテープ前側を上から貼ります。
後面にも基本のテープを重ねて貼ります。
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いかがでした?
痛みの程度に合わせてテープを使い分けてくださいね。
四十肩、五十肩の場合は毎日肩を動かす体操をすることが大切です!
体操の方法等わからなければ気軽にお尋ねください!
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