スポーツやランニングをする際、痛くなったら困るのが膝の関節。日常生活でも階段の上り下り、歩くとき、痛みが出たりすると非常につらいですよね。
今回は、ふだんの生活だけでなく、スポーツをする際にも支障をきたす膝の痛みを軽くするツボをご紹介します。
膝が痛む原因のひとつに肥満があります。太っている人は体重を減量して、少しでも膝への負担を少なくしましょう。また、筋肉の衰えからくる膝の痛みも多いので、スクワットや太ももの前面の筋肉を屈伸運動などでトレーニングしましょう。
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自宅でできるお灸〜膝の痛み・変形性膝関節症〜
変形性膝関節症の痛み
歩きはじめが痛い、階段を降りる時がつらい。このような膝の痛みを訴える人が増えています。
変形性膝関節症は、ひざ関節内の関節軟骨がすり減ることが痛みの原因とされていますが、そもそも関節を動かすための筋肉の機能低下が原因です。
外膝眼(がいしつがん)
膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ下に膝蓋靭帯という腱があります。その外側にあるくぼみにツボはあります。内膝眼とともに変形性膝関節症の特効穴として知られています。
内膝眼(ないしつがん)
膝のお皿のすぐ下の膝蓋靭帯の腱から、やや内側にずれたところにあるくぼみ。変形性膝関節症の痛みを和らげる効果がある。
陰陵泉(いんりょうせん)
膝の内側の下、大きな骨の出っ張りの下にあります。すねの内側の骨の際を指でしたからなぞっていくと指が止まるところです。わかりにくければ、内側のひざ下くぼみ(内膝眼)の位置から指幅4本下がったところです。押すと落ち込むところがあり圧痛があります。
ストレスから来るホルモンバランスの乱れ、頭痛、冷え性、不眠などの改善におすすめです。
足三里(あしさんり)
膝の皿の下のくぼみから指4本分下のむこうずねの外側。
血流を促し、全身の疲れを取るツボです。
胃腸を整える効果もあります。
血海(けっかい)
膝を軽く曲げ、膝蓋骨(お皿の骨)を確認します。上内角を探し、その角から指3本分真上に取ります。
婦人科全般に効果のあるツボです。生理痛、更年期障害をはじめ、それらを原因とする冷え、こり、痛み、のぼせなどを解消します。
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