反動をつけながら可動域を回復させる動的ストレッチ
一般的なストレッチは反動をつけてはいけませんが、動的ストレッチは反動を使ってもオッケー!
実際のスポーツや運動は反動を使って行うし、最大限のパフォーマンスを発揮するには使えるものはなんだって使う。
動的ストレッチは少ない負荷だけで、手足の振りやひねりを利用して普段動かせる以上の可動域を回復させます。しなやかに自在に動かせるように筋肉の柔軟性を取り戻しましょう。
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動的ストレッチで柔軟性を回復
前屈開脚
両足を可能な限り大きく開き、両手で足先を触るように、順番に左右の足先と正面に体を倒していきましょう。
反動をつけながら動かし、このローテーションを10回繰り返しましょう。
ネコ
四つ這いになり、肩甲骨を真上に引き上げるように背中を丸くします。
次に力を抜いて背中を反らして、元の姿勢に戻ります。
リズムよく反動を軽くつけて、この動きを10回繰り返しましょう。
横スライド
両足を大きく開き、足先を外に向けます。両腕を胸の前で組み、片脚に体重をかけて膝を曲げ、深く重心を落とします。足裏が床から浮き上がらないように静止せずに、反対側にも重心を移動させて膝を曲げましょう。
テンポよく左右20往復行いましょう。
腕のスイング
足を腰幅に開いて立ち、両腕を伸ばして下半身を固定させたまま腕を交互に大きく反動を利用しながら振りましょう。
左右交互に10回振りましょう。
足上げロール
座って両足を伸ばし、前かがみの姿勢から反動をつけて背中を丸く、両手と両足を引き上げ、頭の上に足先をつけましょう。反動でまた最初の姿勢に戻ります。
反動を使いながら10回繰り返しましょう。
膝を内外抱え込み
仰向けで片足の膝を抱え込むように内側に引き寄せます。
パッと手を離し、股関節を外側に開いて戻します。
次に同じ膝を外側に抱え込み、
両手を離して股関節を内側に開いて戻しましょう。
この内外の動きを10回、反対の足も同様に行いましょう。
平泳ぎ
うつ伏せで両手を頭の上に伸ばし、手の甲を合わせます。
次に平泳ぎの動きで手を動かし、手を下げて肘を体に寄せたら元に戻します。
この動きを10回繰り返しましょう。
最後に
デスクワークなどで同じ姿勢をとり続けて身体が硬くなったり、局所的な疲労が溜まった時など、筋肉の動きが悪くなる前に動的ストレッチを試してみましょう。
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