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股・太もも・膝・足の痛み

変形性膝関節症の進行を抑える運動療法

変形性膝関節症は膝の軟骨がすり減ったために、腫れや痛みを起こしたり、膝が変形する病気です。膝の軟骨は膝に加わる衝撃を吸収するクッションの役割と、関節を安定させる役割があります。
時間をかけてゆっくりと症状は進み、完全に軟骨がすり減り、変形が進行すると動かすことがとても痛く、歩いたり、しゃがんだりすることが難しくなってきます。
そうなる前に膝の負担を減らすような生活をしながら、うまく動かすことで、症状も改善でき、進行を抑えることも可能です。

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変形性膝関節症の進行を抑える運動療法

変形性膝関節症

スクワット

スクワット

脚を肩幅に開き、手を前に出して立ちます。

腰を落とす

ゆっくりと腰を真下に下げるように落とします。この時、膝が足先より前に出ないように注意しましょう。

10回繰り返します。2セット行いましょう。

太ももの前後

太ももの前後

脚を腰幅に開き、両手のひらをお尻に当てます。

90度に曲げる

片足の太ももを90度になるように持ち上げましょう。

後ろに脚を

次に、後ろに伸ばして足先を床につけます。

この一連の動きを10回繰り返します。反対の足も同様に行いましょう。2セット行なってください。

脚上げ

あお向けになります。

片脚を持ち上げる

片足のつま先を上に向けて床から10センチほど持ち上げましょう。3秒間キープしたら下ろして反対の足を持ち上げます。

10回繰り返します。

ハムストリングスストレッチ

ハムストリングス

イスに浅く座り、片脚を前に伸ばします。

太ももを押さえながら

太ももを押さえながら上体を真っ直ぐにして前に倒しましょう。

20秒間キープしましょう。反対の脚も同様に行います。

大腿四頭筋ストレッチ

大腿四頭筋

イスの座面の端に座り、片足の膝を床に下ろします。

下ろした脚を後方に

下ろした足を後方に引き、20秒間キープしましょう。この時、上半身が傾かないように気をつけてください。手は座面を掴んで安定させます。

内転筋ストレッチ

内転筋ストレッチ

イスに浅く座り、両脚を開き、両手は太ももに添えます。

お腹をまえに

お腹を前に突き出すように、背中を伸ばして20秒間キープしましょう。

梨状筋ストレッチ

梨状筋

イスに深く腰をかけ、脚を交差させて膝を抱え、胸に引き寄せます。

20秒間キープしましょう。反対の足も同様に行います。

最後に

「膝が痛くて動かせない」「歩くのがつらい」
変形性膝関節症の方からこのようなことをよく聞きます。
しかし、膝が痛いために体を動かさないでいると、筋肉はどんどん痩せて力がなくなります。そうなると膝の関節にはさらに負担が増え、強く痛みを感じるという悪循環になります。そして、動かさないことは血行を悪くすることにつながります。血流に乗って疲労物質や痛みを起こす物質は排出されるはずが、いつまでも膝に残り続けます。
このような状態を改善し、歩けるように膝周囲の筋肉と全身運動を行うのが運動療法です。少なくとも1ヶ月間は毎日続けて動かすことを習慣にしましょう。

橋本治彦

橋本治彦

痛みとケア、首・肩・腰・膝のことならおまかせください 関節・筋肉のスペシャリストとして機能の回復のための施術をいたします辛い痛みから解放されたい、いつまでも元気に歩きたい、一日も早く回復したい 患者様のお気持ちや要望は様々です。 ご希望や辛いこと、痛みなどの不安をどうぞ遠慮なく申して下さい 前向きに解消できるように、その悩みに対して効果的な施術を行っております。 皆さまの健康維持のお手伝いをいたします

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