股関節は上半身と下半身をつなぐ役割をしています。その上で、上半身の重さや動きを支えることもしています。また股関節は関節の構造上、丸い球の形をした骨の上に関節のくぼみがかぶさっています。このことは可動域の広い範囲を自由に動くことを可能にします。なので股関節はとても大きな力のかかる関節なのです。しっかりとストレッチすることで柔軟性を高めておきましょう。
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股関節ストレッチ1〜体全体を柔らかくする〜
腸腰筋のストレッチ
立った状態から大きく脚を前に一歩踏み出し、そこから腰を落としましょう。両手は膝の上に置き、背中を伸ばして視線を正面に向けます。前の膝がつま先より前に出ないように膝の角度を調整してください。後ろの脚はつま先を立てておきます。
30秒間キープしましょう。反対側も同様に行います。
ハムストリングスと股関節のストレッチ
脚を左右に開脚して座ります。膝をできるだけ曲げないで、上体を横に倒し、両手で足先に触れます。顔を正面に向けて行うと、腰や胸の側面も伸ばすことができます。体が硬い方は動かせる範囲でも構いません。
30秒間キープしましょう。反対側も同様に行います。
内転筋と股関節のストレッチ
足の裏どうしを合わせて床に座り、足先を両手でつかみます。広げた膝をできるだけ床に近づけて、上体を前に倒していきます。この時、顔を正面に向けて背中を伸ばしたままでキープします。
30秒間キープしましょう。
最後に
体を動かす時は常に、股関節は踏ん張ったり、体を支える動きをしたりしています。柔軟な股関節でなければケガのリスクは高くなります。日頃からストレッチしておけば、万一のケガや故障などを避けることができますよ!
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