股関節が硬いとデメリットも多く、ケガのリスクも高くなります。身体を安定させ、大きな力を出すために必要な股関節。ランニングを安全に楽しむためにも、ストレッチの習慣化が大切です。
ストレッチの際には自分のペースで無理なく行いましょう。強引な力を込めずに心地よい強さで行い、コツコツ継続していくと硬い股関節も柔軟性が高まります。より健康で安全なランニングライフのためにも日々、ストレッチをしていきましょう。
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股関節ストレッチ3〜ランニングを安全に楽しむために〜
腰からお尻へのストレッチ
床に両足を投げ出して座り、片脚の膝を曲げて、脚をクロスさせて伸ばした足の外側に足をつけます。
腕を伸ばして肘を曲げた膝の外側に当て、伸ばした膝の外側に手を置き、肘で膝を押さえるようにして上体をひねります。
30秒間キープしましょう。反対の脚も同様に行います。
股関節前面のストレッチ
床に座り片脚の膝を曲げ前に置き、後ろの脚をつま先まで伸ばします。両手を床に置いて身体を支えながら脚の付け根を前後に広げます。この時、後ろの足の甲を床につけるようにしましょう。
30秒間キープしましょう。反対の脚も同様に行います。
股関節全方位の動的ストレッチ
片脚の膝を曲げ前に出し、後ろの脚は後方に伸ばしてつま先を立てます。手を脚の内側に置き、股関節が前後に開くように身体を低い位置に下げていきます。
ここから股関節を動かしていきますが、無理に大きな動きをする必要はありません。反動をつけずに行いましょう。痛い方はこの姿勢のままキープしてもストレッチ効果はあります。
上下に10回体をゆすりましょう。
次に左右10回にゆすります。
脚を入れ替えて反対側も同様に行います。
余力があれば内回し、外回しを加えてみましょう。
最後に
ストレッチには次の4つのことが大切です。
1、呼吸を止めない
2、反動をつけない
3、痛くない範囲で
4、伸ばしている筋肉を意識する
では、楽しく、心地よいストレッチで疲労を回復させましょう。
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