お家で場所ももとらず、床の上、またはイスに座ってでもできるニートゥチェストは下腹部に効果的です。下腹部に効いて、ぽっこりお腹を改善したり、骨盤を安定させたり、姿勢もよくなる欲張りな筋トレです。こんなに効果的なニートゥチェストの秘密はお腹だけでなく、その深部と股関節にある腸腰筋を合わせて鍛えられるからです!
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ニートゥチェストで鍛えられる筋肉
腹直筋
腹直筋はお腹の正面に位置しています。 よく言われるシックスパック、これはこの腹直筋が割れていることを言います。当然鍛えておくべき筋肉です。
腸腰筋
腸腰筋は腸骨筋、大腰筋、小腰筋の3つの筋肉をまとめてそう呼びます。お腹の深い所、インナーマッスルと言われる部分で、太ももと骨盤、そして腰をつなぐ大切な筋肉です。太ももを前に引き上げたり(股関節屈曲作用)、これは歩く姿勢に関係します。正しい姿勢を維持する、この場合、背骨のS字型を維持して骨盤をキープする役割があり、非常に重要な筋肉です。
ニートゥチェスト
床に座り、肘を曲げて、手を横につきます。この時、軽く背中を伸ばして胸を張るようにしましょう。
次に両足を上げて、床にくっつく寸前で膝を軽く曲げておきます。この位置からスタートします。
膝を頭に引きつけるイメージで上げていき、みぞおちを中心に背中を丸めます。限界まで膝がきたら、いったんその姿勢を2秒間キープして、ゆっくりと足を下げていき、元の位置まで戻します。
10回を1セットとして2セット行いましょう。
注意
脚の付け根の股関節を支点に動かすのではなく、膝を頭頂部に近づけるように背中を丸めて体幹から動かすと腹直筋に効きます。
腹直筋は肋骨の下の部分についている筋肉なので息を吐きながら脚を上げると効果的です。
膝を頭のてっぺんに近づけるイメージでないと背中が丸くなりません。膝を胸に近づけようとすると背中がまっすぐになってしまいます。
さらに負荷を強く
イスに座ってニートゥチェストを行うと脚を下ろした分だけ可動域が大きくなり、筋トレ効果が高くなります。
イスに浅く座って、左右の手で座面の両端をつかみます。膝を軽く曲げてスタートします。
背中を丸めて脚を上げましょう。床で行うのと同様に膝を頭のてっぺんに近づけるイメージで行ってください。
座る位置が浅いと背中を丸めにくくなるので注意してください。
最後に
ニートゥチェストは自宅でできる腹筋の中でも基本的な外せないトレーニングです。お腹の脂肪が気になったらすぐに始めてください。いつでもどこでもできるトレーニングなのでちょっとしたすき間時間を利用してお腹を引き締めましょう!
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