ダンベルなどを使ったウエイトトレーニングでは重さが地面に向かう一方向の負荷しかかけられないけれど、セラバンドなどのチューブトレーニングは重力に関係なく負荷をかけることができるので鍛えにくい部位にも効果的に鍛えることができます。
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今回は複数の輪っかが連なったループ構造のセラバンドCLXを使って結ばずに簡単にトレーニングしていきます。
ハムストリングス
イスに深く座り、左右の手で座面をつかみます。足首にチューブを引っ掛け、膝を軽く曲げてかかとを前方に伸ばして床につけます。
片脚の膝を曲げ、床を滑らすようにチューブを手前に引っ張ります。
10回を2セット行います。反対の脚も同じように行いましょう。
大胸筋
イスに深く座り、背もたれにもたれます。両脚は少し前の方に伸ばします。イスの背もたれの後ろにチューブをまわして両手で持ちます。握った手は胸の高さに、左右の肩甲骨を寄せます。
肩甲骨を寄せたまま胸の高さで腕を前に押し出します。
10回を2セット行いましょう。
広背筋
床に脚を投げ出して座り、左右の足にチューブを引っ掛けて両手で端を握ります。膝を軽く曲げ、チューブに弾力を感じるように長さを調整します。
胸を張り、肩甲骨を寄せてチューブを後方に引きます。前腕とチューブが一直線になるように肘を後方に引きましょう。
10回を2セット行いましょう。
上腕三頭筋
左右の足それぞれにチューブを通して、脚を肩幅に開いて立ちます。チューブを背中を対角線に回して片手で頭の後ろで持ちます。反対の手は腰に添えておきます。
肘を伸ばしてチューブを斜め上方に引っ張りましょう。
10回を2セット行います。反対の腕も同じように行いましょう。
最後に
今回使用したセラバンドCLXやチューブ一本あればガチなトレーニングも自宅でできます。引っ張る強さを変えれば運動強度も自在に変えることができるので、本格的にトレーニングされる方も、女性や高齢者の方にも使いこなせるのでおススメですよ!
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