ロコモとは
ロコモとは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略称です。骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害をきたしている状態のことをいいます。
中高年以降になって歩けなくなると介護が必要になり、もし立ち上がれなくなったら寝たきりになりかねません。
元気で立ち上がり、歩けることは、自分のため、家族のため、そして社会のためにも必要なことです。
ロコモチェック
判断の目安にしていただきたいのがロコモチェックです。同じ年齢でも運動器の状態は人それぞれ違います。自分の現状をしっかりと自覚して日常生活を見直してロコモ予防しましょう。
7つの中で1つでもあてはまれば、ロコモの可能性があります。すぐにロコモ対策を始めましょう。
- 片脚立ちで靴下がはけない
- 家の中でつまずいたりすべったりする
- 階段を上がるのに手すりが必要である
- 家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
- 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度)
- 15分くらい続けて歩くことができない
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
イスからの立ち上がりテスト
ロコモ傾向にあるかチェックしてみましょう。70歳以上の方は両足で行ってください。
イスに浅く座って両腕を胸の前でクロスさせます。片足を浮かせて反対の足を地面につけます。
反動をつけずに立ち上がり、そのまま3秒間保持します。
立ち上がって3秒間キープできれば成功です。
体勢を保てなかったり、立ち上がれないとロコモ予備軍の可能性があります。
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