「肩こりのセルフケアストレッチ」
デスクワークや運動不足、姿勢の崩れやスマホの見過ぎ、首・肩のコリには様々な原因が関与します。慢性化すると、頭痛、めまい、眼精疲労などを伴うこともあります。肩・首のこりによる痛みや不快感は、もともとの猫背や前かがみの姿勢を続けることなどによって、筋肉が緊張して血行が悪くなることで生じます。このような筋肉の状態に、ストレスや、座りっぱなしで動かないことなどが加わると、筋肉の緊張がさらに増し、症状を強く感じるようになります。
ストレッチで筋肉をほぐし、首や肩甲骨の動きを良くすることが、肩こり解消につながります。
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1.首の側屈ストレッチ
イスに座り、片手を反対側の側頭部に置きます。腕の重みを利用して首を真横に倒しましょう。反対の腕は力を抜いて垂らしておきましょう。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行います。
2.首の前屈ストレッチ
イスに深く座り、背中を伸ばして両手を頭の後ろに組みます。背中を伸ばしたまま肘を寄せて、腕の重みを利用して首だけを前に倒しましょう。
20秒間キープしましょう。
3.首の斜め前屈ストレッチ
イスに深く座り、背中を伸ばして両手を頭の後ろに組みます。背中を伸ばしたまま肘を寄せて、腕の重みを利用して、わきの下を見るように首だけを斜めに前へ倒しましょう。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行います。
4.背中の前屈ストレッチ
イスに座り、肩の高さで両手の指を組んで伸ばします。背中を丸めながら伸ばした腕を前に押し出し、胸の前で大きなボールを抱えるイメージで肩甲骨を左右に開きます。
20秒間キープしましょう。
5.体幹の側屈ストレッチ
イスに座り、背中を伸ばして両腕をまっすぐに上げ、手のひらをクロスして合わせます。肘を伸ばして天井に向けて突き上げたら、上体を真横に曲げましょう。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行います。
6.胸を開くストレッチ
足を腰幅に開いて床に立ち、両腕を後ろに伸ばして手を組みます。組んだ両手を持ち上げながらあごを軽く反らせましょう。
20秒間キープしましょう。
7.肩の後方ストレッチ
足を腰幅に開いて床に立ち、背中を伸ばして胸を張ります。片肘を曲げて頭の上に上げます。肘を反対の手でつかみ、頭の後ろに引きましょう。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行います。
最後に
今回は気軽に実践出来るストレッチを紹介しました。疲れがピークになる前に、こまめにセルフストレッチで辛い肩・首のこりを緩和させてみてください。
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