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コラム

足のむくみについて原因と解消法

デスクワークなどで長時間座っていると足がむくみやすいですよね。足がむくむと、重たい、だるい、疲れやすいといった症状が見られます。

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重い、だるい、疲れやすい!「足のむくみ」の原因と解消法

足のむくみ
足のむくみ

むくみとは

むくみとは医学的には「浮腫(ふしゅ)」と呼ばれ、一見、足が腫れ上がって膨れているように見えます。指でむくんでいる部分を押すと、指の痕が残るのが特徴です。

動脈と静脈
体には全身に血液を送るための血管が通っています。心臓から出た血管を各組織に送るための動脈、各組織から心臓に血液を戻すための静脈があります。

動脈
動脈は心臓のポンプ作用によって血液が押し出されるため、勢いよく血液が流れます。

静脈
一方、静脈は血液を心臓に戻すためには筋肉の作用が必要となります。
特に、下半身の静脈では重力に逆らって、高い位置にある心臓に血液を戻さなければならないため、ふくらはぎの筋肉によるポンプ作用が重要になります。
ふくらはぎの筋肉によるポンプ作用がうまく働かないと、血液は足に溜まってしまいます。溜まった静脈から血液中の水分である血漿が浸み出し、組織内に水分が残ります。これがむくみです。
むくみは女性に多く、これはふくらはぎの筋肉量と女性ホルモンも関係しています。

足のむくみの原因

朝になるととむくみが解消されているという場合は、普段の生活習慣からくる一過性のむくみである可能性が高いです。その原因は以下の通りです。
ふくらはぎが動いていない
長時間のデスクワークや立ち仕事をしていると、じっとしているため、ふくらはぎの動きが少なくなり、筋肉のポンプ作用が働かなくなります。すると足に血液が溜まり、足がむくんでしまいます。
塩分過多
塩分を摂取しすぎると、細胞内に水分量が増えてむくんでしまうことがあります。
水分不足
水分を取りすぎるとむくんでしまうように思いがちですが、実は水分不足によって足はむくんでしまいます。
人間の体は水分不足を感じると、体内に溜め込むように働くため、それがむくみとなって表れるのです。
病気からのむくみ
数日間ずっとむくみが続いたり、一日中むくみが変わらない、といった症状が見られる場合は、他の病気が隠れていることもあるので要注意です。
足のむくみは心臓、腎臓、肝臓、リンパ管、血管などの病気から起こることもあります。

むくみ解消のために

足を動かす
デスクワークやじっと立ちっぱなしになるようなら、ときどき歩いたり、足を動かしたりするようにしましょう。足首を動かすことが大切です。
冷えないように
血流が悪くなると、むくみやすくなります。足先を冷やさないように工夫しましょう。冷房にも注意してください。
適度な水分補給
体内の水分量が減らないよう、こまめな水分補給を心がけましょう。
塩分を控える
塩分摂取量の目安は女性で1日7g未満です。塩分の多いものを取りすぎないようにしましょう。
カリウムを摂取して、ナトリウムの排せつを促進
カリウムは体内の水分調整に関わっています。カリウムは腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑制し、ナトリウムの排せつを促進します。
食品では、ほうれん草や小松菜、アボカド、バナナなどにカリウムが豊富に含まれているので、積極的に食べましょう。

最後に

同じ姿勢を長く続けていると血の巡りが悪くなり、むくみにつながります。
こまめにストレッチをすることで解消させましょう!

橋本治彦

橋本治彦

痛みとケア、首・肩・腰・膝のことならおまかせください 関節・筋肉のスペシャリストとして機能の回復のための施術をいたします辛い痛みから解放されたい、いつまでも元気に歩きたい、一日も早く回復したい 患者様のお気持ちや要望は様々です。 ご希望や辛いこと、痛みなどの不安をどうぞ遠慮なく申して下さい 前向きに解消できるように、その悩みに対して効果的な施術を行っております。 皆さまの健康維持のお手伝いをいたします

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