太ももなど下半身の血管は、上半身に比べても数倍太く、流れる血液量も多いため、栄養が過度に足に溜まり、脂肪もつきやすくなります。またリンパの働きが悪くなると、水分やいらなくなった成分を外に出すことがうまくいかなくなり、さらに重力の関係から下半身がむくみやすくなります。脚に筋肉をつけることは代謝を活発にし、リンパの働きも活性化するので、脚を引きしめたい方はぜひエクササイズを続けて下さい。
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ブルガリアンスクワット(大臀筋・大腿四頭筋)

イス、または踏み台の前に立ち座面に足の甲を乗せて片足立ちになります。軸足は軽く膝を曲げておきます。両手は胸の前で組み、わきを締めて背中を伸ばしましょう。

床と垂直にしたまま、イスに乗せた脚の膝を床に近づけてしゃがみます。軸足で踏ん張って戻しましょう。
10回繰り返しましょう。足を入れ替えて同様に繰り返しましょう。
ルーマニアンデッドリフト(ハムストリングス)

プールスティックなどの棒、大きなペットボトルなどを両手に持ちます。今回はプールスティックを使っています。
両手で持ち、頭の上に伸ばします。背中を伸ばして胸を張りましょう。足は腰幅に、手も腰幅にしておきます。

肘を曲げないように注意しながら、お尻を後方に引いて、膝を軽く曲げて上体を床に平行になるまで倒して戻します。
10回、2セット繰り返しましょう。
インサイドレッグレイズ(内転筋群)

横向きに寝転がり、下の手は枕にして頭を支えます。反対の手は胸の前で支えます。脚をまっすぐに伸ばし、上の脚は曲げて立て下の脚の後ろに置きましょう。下の足はつま先を正面に向けて床から浮かせておきましょう。
下の脚を45度の角度に引き上げ下ろします。骨盤が動かないように横向きを維持して行いましょう。
10回、2セット行います。反対の足も同様に。
サイドレッグレイズ(中殿筋)

横向きに寝転がり、下の手は枕にして頭を支えます。反対の手は胸の前で支えます。脚をまっすぐに伸ばし、上の脚は浮かせておきます。下の足は膝を曲げて安定させましょう。
浮かせた上の脚はつま先を正面に向けて45度の角度まで持ち上げて戻します。
10回、2セット行いましょう。
ワンレッグカーフレイズ(腓腹筋)

イスの背もたれを支えにして片足立ちになります。反対の足先はかかとに乗せます。
できるだけ高く持ち上げたら下ろします。
10回、2セット行います。反対の足も同様に。
最後に
今回は家でできる簡単なトレーニングなので毎日の習慣にしてくださいね。
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