股関節の可動域は年齢とともに確実に狭くなっていきます。股関節の動きが狭くなると歩幅が狭くなり、骨盤が傾き、猫背や膝の痛み、腰痛の原因になります。この大切な股関節を上手く使えるように動的ストレッチを始めましょう。今回の動的ストレッチはランニングやウォーキング、筋トレ前にすることで股関節の動きがスムーズになり、ケガや故障の予防にもなりますよ!
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脚の振り出しストレッチ
まっすぐに立ち、右脚を前に伸ばし左手でつま先をタッチします。次に左脚と右手を前に出してタッチ。この時上体を傾けず、お腹を凹まして繰り返します。
左右交互で1回として30回、テンポよく動かしましょう。
膝の屈曲ストレッチ
まっすぐに立ち、右膝を曲げて左手でかかとをタッチします。次に左膝を曲げて右手でタッチ。膝を曲げるとき、しっかり後方に引いて下さい。体を傾けず、お腹を凹ませた状態で繰り返しましょう。
左右交互で1回として30回、テンポよく動かしましょう。
脚を真横に開くストレッチ
足を腰幅に開き、つま先を正面に向けて、両手は腰に添えてまっすぐに立ちます。つま先を正面に向けたまま、足首を直角にして脚を45度の角度に開き、閉じます。体を横に傾けないように繰り返しましょう。
30回繰り返したら反対の足も30回繰り返します。
膝を開いて伸ばすエクササイズ
足を腰幅に開き、つま先を正面に向けて、両手は腰に添えてまっすぐに立ちます。膝を45度にまで曲げて腰を落としたらそのまま膝を大きく開き、次にそのまま膝を伸ばします。
30回繰り返しましょう。
股関節回しのストレッチ
膝立ちになり、膝の間を肩幅に開きます。
お尻で滑らかに大きな円を描くように回しましょう。10回回したら反対方向にも10回回しましょう。
最後に
股関節は体の中でも一番大きな関節で、股関節を動かすことで下半身、体幹のあらゆる筋肉に同時に刺激を入れることができます。だからこそ、体が硬いと感じている方は、この股関節の動的ストレッチをしてからランニングなどのスポーツをすると、体の動かしやすさを実感できますよ。
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