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コラム

余分な水分が足に溜まる「むくみ」を解消

※2022年9月20日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2024年9月8日に再度公開しました。

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むくみとは

帰宅するころになると足が重だるくなる。履いている靴がきつい。靴下やストッキングを脱いだら輪っかの形にくぼんでいる。
このようなふくらはぎが張ってパンパンになるむくみ。
むくみは体に余計な水分、老廃物がたまった状態です。つまり、毛細血管から細胞に流れ出る水分が多くなったり、リンパ管や毛細血管に水分が吸収されなくなるために起こります。本来、体の水分は毛細血管を通じて行き来します。その過程で細胞のすみずみまで栄養を届けたり、老廃物を細胞から取り除いたりします。
しかし、血液循環が悪くなったり、冷えたりすることで、体内の水分バランスが崩れて細胞と細胞の間に余計な水分が溜まり、むくみになります。

むくみの解消

一過性のむくみは病気からくるものではなく、女性特有の体質であったり、冷えや運動不足などの生活習慣が原因になることが多いです。
なかでも脚への血液循環を悪くしないことが大切です。
脚は体の下の方にあり、重力の関係で足に送られた血液は心臓に送り返すためには多くのポンプの力が必要です。このポンプとなるのがふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋ポンプ作用と静脈の逆流防止弁の働きによって血液を心臓に戻しています。
しかし、歩くことが少なったり、立ちっぱなしであったり、体をあまり動かさないでいると、ふくらはぎの筋肉を使うことが少なく、筋ポンプが働かず足の血液の循環が悪くなります。それを解消するためにウォーキングやエクササイズなど足を積極的に動かして、ふくらはぎの筋肉を鍛えることが大切です。
また、むくみやすい人は食事面での注意が必要です。塩分をとりすぎると、それを薄めるための水分が多く必要になり、体の塩分濃度を一定にするため水分を多くため込もうとする体の働きが起こります。

塩

むくみを起こす怖い病気3選

一晩寝て、朝になると普通に戻っているむくみは、塩分、水分の摂りすぎ、運動不足などの生活を見直せば大丈夫なケースが多いです。

しかし1ヶ月以上むくみが続くと病気が隠れている可能性があります。

1、心臓の障害

心臓のポンプが働かなくなると、血行が悪化してむくみに!

2、肝臓の障害

血液の浸透圧、つまり血の濃さを調整するのがアルブミンという蛋白。このアルブミンは肝機能が低下すると合成されにくくなります。

3、腎臓の障害

腎臓が障害を起こすと余分な水分を排出できずに、体に悪い水分を溜め込むことになります。

他にも甲状腺機能の低下や静脈瘤もむくみの原因になることがあるので慢性的にいつも浮腫んでいる場合はかかりつけ医に相談してください!

橋本治彦

橋本治彦

痛みとケア、首・肩・腰・膝のことならおまかせください 関節・筋肉のスペシャリストとして機能の回復のための施術をいたします辛い痛みから解放されたい、いつまでも元気に歩きたい、一日も早く回復したい 患者様のお気持ちや要望は様々です。 ご希望や辛いこと、痛みなどの不安をどうぞ遠慮なく申して下さい 前向きに解消できるように、その悩みに対して効果的な施術を行っております。 皆さまの健康維持のお手伝いをいたします

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