ヨガブロックは、難易度の高いヨガポーズをとる際にサポートしてくれるヨガの補助具です。ヨガだけでなく、ストレッチの補助として役に立つアイテムなので、体が硬い人のストレッチに便利です。縦に置いたり横に置いたり、3つの高さをつくってくれるヨガブロックは、床とからだの距離を縮めてくれるだけなく、どっしりと体を安定させるので、高齢者にもおすすめです。早速ブロックを使って体を柔らかくするストレッチを始めましょう。
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股関節前側のストレッチ

両手にヨガブロックを持ち、脚を前後に開きます。前の脚は膝を曲げ、後ろの脚は後方に大きく伸ばし、脚の甲を床につけましょう。ブロックを骨盤の真横で床につけ、体を安定させて上半身をしっかりと起こしてキープしましょう。
30秒間キープしましょう。反対の脚も同様に。
背中と脚の後面ストレッチ

床に立ち上体を前に倒して、床に置いたブロックをしっかりと両手でブロックを押し返し、重心を後ろの足に預けましょう。
30秒間キープしましょう。
わき腹のストレッチ

両足を大きく開き、片足を外に向け、足首の横にブロックを立てて置きます。反対の足は少し内側に向けておきます。両手を左右に伸ばしたら背中を真っ直ぐに伸ばしたまま上体を横へ倒し、手をブロックにつく。反対の手は左右の腕が一直線になるように伸ばし、視線も指先に向けましょう。
30秒間キープしましょう。反対側も同様に。
膝裏のストレッチ

横に置いたブロックに片方の足の先、指の付け根部分までをのせたら、かかとは床につけましょう。腰に手を添え、体を少し前に重心を移動させましょう。
30秒間キープしましょう。反対の足も同様に。
脚の後面ストレッチ

脚を前後に開き、前足の両側にブロックを立てて置き、両手を乗せます。背中を伸ばし、前に出している方の脚側のお尻を後ろに引いていきましょう。
30秒間キープします。反対の足も同様に。
骨盤のストレッチ

あお向けになり、膝を曲げてすねが垂直になるように立てます。手は体の横に置きましょう。骨盤を持ち上げ、骨盤の下にブロックを置きます。心地よい高さになるようにブロックの向きを調整しましょう。
全身の力を抜いて30秒間キープしましょう。
胸のストレッチ

ヨガブロックの一つは肩甲骨の間に横向きに立てて置きます。もう一つは頭の下に枕のようにおきましょう。ヨガブ両手を軽く横に開き、手のひらを上に向けて、胸を開きます。全身の力を抜いてリラックスしましょう。
30秒間キープしましょう。
最後に
ストレッチは無理な姿勢で行うと、余計な力がはいり、体は逆にガチガチになります。体を安定させたり、余計な力みをとるためにヨガブロックを活用して、リラックスした状態でストレッチしてくださいね。
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