どんなに姿勢を正しても、気がつくと、いつの間にか背中が丸くなっている!こんなお悩みをよく聞きます。これは背中を丸める姿勢を長年していたことで、猫背が当たり前のようになり、背骨の動きが悪くなって、周囲の筋肉も固まってしまっているからです。猫背になると見た目だけでなく、首や肩のこり、呼吸が浅くなって疲れやすくなったり、集中力も低下します。気が付いたら今回の体操でリセットしましょう。
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腕のねじりをリセット

足を肩幅に開き、腕を伸ばして後方に上がるところまで伸ばします。
伸ばしたまま肩甲骨を引き寄せるように腕を回すようにねじり、5秒間キープしましょう。
再び腕の力を抜いて垂らし、一連の動きを10回繰り返しましょう。
肋骨の動きをリセット

足を肩幅に開き、背すじを伸ばし、肘を直角に曲げてわきを身体にぴったりとつけます。
深く鼻から息を吸ってから、息を吐きながら両手を外に開きます。
この時、手首は反らさずに、肩甲骨の下側が内へ寄せられるのを意識して下さい。
このまま5秒間キープしたら、腕を戻して一連の動きを10回繰り返しましょう。
タオルで肩の動きをリセット

両手でタオルの両端を持ち、大きく息を吸います。
肩幅よりやや広めに構え、息を吐きながら腕を頭上へ持ち上げていきます。

さらにタオルを軽く引っ張りながら、ゆっくりと背中側へ腕を下げましょう。
10回繰り返しましょう。
背骨の並びをリセット

四つ這いになり、手を顔より前に伸ばします。

胸を床に近づけるように、お尻を後方に引き、背骨を反らしながら身体を沈めまましょう。
わき腹や肩甲骨が伸びるのを意識しながら5秒間キープしましょう。
この動きを10回繰り返します。
胸の開きをリセット

肘を壁に当てて立ちます。肘を曲げ、垂直に前腕を添えましょう。肘から肩は、水平になるように心がけてください。

手のひらを、壁に押しつけながら、足を一歩踏み出してキープします。
30秒間キープしましょう。反対側も同様です。
最後に
猫背は普段の生活習慣の積み重ねで丸くなっていきます。完全に定着させないように、普段の姿勢を意識するだけでも負担が少なくなります。デスクワークだけでなく、歩く姿勢や立ち姿も時々チェックしてみてくださいね。
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