食べ過ぎた後の運動には有酸素運動よりも無酸素運動がおすすめです。ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は脂肪をエネルギー源とします。しかし、筋トレなどの無酸素運動は糖類をエネルギー源とするので、その日に吸収されたものを消費するのでおすすめです。
ただし、食後すぐに激しい運動をすることは、消化不良を引き起こす可能性があるため、食後1~2時間後を目安に、10分程度の筋トレ運動から始めるのがおすすめです。
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クランチ

あお向けに寝て、ゆっくり両足を持ち上げます。股関節と膝の角度が約90度になる位置でキープしましょう。顎を引いて、頭から背骨をゆっくり持ち上げていきます。同時に腕を床と平行に持ち上げ、指先は足先の方へ引っ張られているイメージで伸ばします。
上体を肩甲骨が床から離れる程度で止め、順に背骨を床につけていきましょう。
10回、2セット行いましょう。
膝つきプッシュアップ

膝を床に付け、足を浮かせて四つん這いの姿勢を作ります。両手を肩幅より少し広めに床につけ、肩の真下に手首がくるようにします。
肘を曲げて体をゆっくりと下げ、胸が床に触れる直前まで近づけましょう。次に、腕の力で体を押し上げて元の姿勢に戻します。
10回、2セット行いましょう。
スクワット

背中をまっすぐ伸ばして、脚を腰幅に開いて立ちます。手は胸の前で水平に伸ばしておきます。
顔は正面に向けて、胸を張って腰を後ろに引くようにしゃがんでいきます。太ももが床と平行になるくらいになったらゆっくりと戻しましょう。
10回、2セット行いましょう。
フロントランジ

両手を頭の後ろで組み、両足を腰の幅に開いて、つま先をまっすぐ前に向けて立ちます。
片足を大きく前に踏み出し、前に出した足の膝が90度になるまで体を沈み込ませましょう。前足で蹴るように元の姿勢に戻り、同じ側を繰り返しましょう。
10回、2セット行います。反対の脚も同様です。
最後に
ジョギングなどの有酸素運動で脂肪燃焼を狙うなら、30分~1時間などの時間が必要にりますが。今回のような筋トレなら、10分でも十分に食べ過ぎた分のエネルギーが消費できます。ただし、食べ過ぎた日は消化器に負担がかかっているので激しく運動したり、頑張りすぎると疲労が抜けなくなるので、回数やセット数を上手く調整してください。
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