ドゥケルバン腱鞘炎
手の狭窄性腱鞘炎
手や指の腱が手のひらや手首にあるトンネルで引っかかりを起こす。
これを狭窄性腱鞘炎腱鞘炎といいます。
手の場合は弾発指(ばね指)とドゥケルバン腱鞘炎の2つがあります。
今回はドゥケルバン腱鞘炎に効果的なテーピングを紹介します。
ドゥケルバン腱鞘炎とは
親指を伸ばす長母趾伸筋腱と短母指伸筋腱が手関節の親指側にある腱の通り道のトンネルで締め付けられ、動きにくくなった状態をドゥケルバン腱鞘炎といいます。
物をつかんだら手首が痛い、ビンのフタなどを握ったら痛い。また、手首に腫れが出てくることも多いのがこの症状です。
手を使う仕事をしている女性に多く、出産前後や更年期以降のホルモンバランスが悪い時に好発しやすいです。
いったん痛みが続くと慢性化しやすく、治りにくくなります。
まずは手を使わないようにすることが治る早道ですが、なかなかそうはいかないようです。
手や指にかかる負担を減らすためにテーピングで保護をしてみましょう。
ただし、テーピングを3週間しても変わらなかったり、痛みが強い時は病院で診察を受けてくださいね。