頑固なコリや痛みに多鍼・層鍼をおすすめします

肩甲骨のところが凝り固まりすぎて、ジンジンする。腰やお尻が重だるすぎて叩いても、踏んでも良くならない。

そんな時にこそ鍼です。しかも集中的な鍼が効果的です。

身体のツボの形は点であります。この点であるツボを線で結んだものが経絡。

通常の鍼では点や線の上を鍼で刺激します。これは体の表面をとらえたものです。

体の層を狙い撃ち

しかし、多鍼・層鍼はツボや経絡のある所を層としてとらえます。人の身体は何層もの筋肉や皮膚の層、脂肪の層でおおわれています。このポイントとなる層全体に鍼を刺します。

なので深層のポイントを集中して治療するので頑固なコリや痛みにとても効果的です。

ただし、多鍼・層鍼は通常の鍼治療に比べて５～10倍の鍼の数を使用します。

通常の鍼と違い、効果が長く続くのが特徴です。

注意してほしいのが、多く鍼を刺した部分に滞った血液が集まるので、鍼をしたところが出血しやすくなります。この出血は良い反応なので安心してください。また、内出血や皮膚が赤くなることが多いです。