歩くことが少なくなると、心臓から最も遠い脚の静脈を流れる血液は滞りやすくなります。脚がむくんで足首が硬くなり、ますます歩くのがおっくうになる。こんな悪循環にならないようにふくらはぎの筋肉を動かしましょう。
ふくらはぎの筋肉が収縮することで血管へのポンプ作用が起こり、血液を心臓へ押し戻す仕組みが働きますよ!
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ふくらはぎのストレッチ
両足を前後に開き、壁の前に立ちます。壁と足先の間に足一個分のスペースを開けて壁に両手をつきます。そのまま前の脚の膝を壁につけてストレッチします。
どちらの足もかかとが浮かないように、足先が前を向くように行なってください。膝を曲げた前の脚はヒラメ筋、伸ばした後ろの脚は腓腹筋に効くストレッチになります。
20秒間キープしたら足を入れ替えて行いましょう。
腓腹筋の収縮エクササイズ
まっすぐな姿勢をとり、片脚立ちになります。股関節、膝関節両方を直角に曲げつま先を下に向けます。両手は左右に伸ばしてバランスを取りましょう。
軸足で爪先立ちになり、次にゆっくりとかかとを下ろします。転倒しないようにうまくバランスをとってくださいね!
この動きを10回繰り返しましょう。反対側も同様に行いましょう。
股関節のローテーション
先ほどの片脚立ちの姿勢から、浮かせた脚を股関節を中心に外側へ回していきます。
10回回したら反対の脚も同様に行いましょう。
ぐらつかないように軸足でしっかりバランスを取りましょう。
最後に
今回ののエクササイズはふくらはぎの筋肉に刺激を入れ、下半身全体を動かすために歩くための筋肉が鍛えられると同時にふくらはぎの筋肉の収縮、つまりミルキングアクションが起こり、むくみの解消になります。
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