足のアーチの崩れ(扁平足と開張足)

足のバネ

ランナーにとって体のバネは足裏にあります。

足裏のアーチが衝撃を走る力に変えますよ!

まずは足裏の構造を理解して上手に使うことがケガの防止ばかりでなく、速く走ることにつながりますよ!

足のアーチの構造

足の裏には3本のアーチが存在し、走るときの接地面からの衝撃をやわらげて、衝撃を推進力に高めています。

このアーチ構造が足元から体の安定を支え、足の可動性を高めています。

足の裏のアーチといえば「土踏まず」と思いがちですが、実際は土踏まずを含めて3つのアーチがあります。

まっすぐに立った時、足の裏では足の親指の付け根(第1中足骨頭)、小指の付け根(第5中足骨頭)、踵骨(踵骨隆起)の3点で体重を支えています。

この3点、それぞれを結んで3つのアーチが足の裏にあります。

3つのアーチ

内側縦アーチ(土踏まず)

一般に「土踏まず」といわれるこの内側のアーチは衝撃吸収の中心の役割をしています!

ここがしなってスプリングの役割をしています。

外側縦アーチ

内側縦アーチより低くて短いです。そして固いです。

そのため、内側縦アーチと協力してスプリングの役割をすると同時に蹴りだす力を地面に伝えます!

横アーチ

横アーチはつま先に体重がかかった時に衝撃を吸収する役割を担っています。

3つのアーチの役割

これら3つのアーチが体重を効率的に支えて安定性を高めています。

走った時の着地時にはいったん潰れて衝撃を吸収し、着地のエネルギーを足の筋肉や腱などにためて、これを返す力で推進力に変えます。

着地した足は最後につま先で蹴りだし、強いキック力になります。

アーチを指差す

扁平足

内側縦アーチ、いわゆる土踏まずが崩れてくると扁平足という名前がつけられ、体に悪影響が及ぶと言われることが多々あります。

夜中に足がつる、足が疲れやすい、動き出すとすぐ疲れるなどが偏平足のサインですよ!

この内側縦アーチを吊り上げている後脛骨筋の問題や肥満、加齢などもアーチが崩れる原因になりますからね!

開張足(かいちょうあし)

横アーチはつま先に体重がかかった時に衝撃を吸収する役割を担っています。

しかし、重心が足先ばかりにかかると横アーチは崩れます。

アーチが崩れ、平坦になる事で、足裏が地面と接地した時に衝撃を緩和させる弾力が低下します。

横アーチが平坦なことを開張足(かいちょうあし)と言います。

この開張足になると、足裏の横アーチ上の皮膚は硬くなり、タコができたり、足裏の痛みの原因になりますよ!

また、足先にはセンサーの働きをする神経が沢山あります。

このセンサーの働きが衰えると、ランニングフォームや姿勢が崩れやすく、体の筋肉は不安定な状態になります。

そうなると不安定さを支えようとするため、筋肉は常に緊張状態になります。

緊張状態で走り続けると疲労が溜まりやすいばかりでなく、足だけでなく腰や股関節などにも影響するから気を付けてくださいね!

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