ランナー筋とも呼ばれるハムストリングスのストレッチ
ランニングの時に脚を後ろに蹴りだす、ハムストリングスという筋肉。この大きく、人体で最大の力を発揮する筋肉は正しく使えていないと骨盤の傾きを狂わせたり、脚のむくみや疲れの原因にもなります。
ハムストリングスは大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋を合わせた筋肉で、太ももの裏側の筋肉を指します。ハムストリングスの由来はHam(ハム)とStrings(ひも)で豚のもも肉をハムにする際、これらの筋肉の腱をひっかけて作られる事に起因します。
ハムストリングス筋は「ランナー筋」とも呼ばれ、走ることが多い人はとても良く発達しています。特にスプリンターのハムストリングスはとても太く発達していますね!
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力強く蹴りだす筋肉、ハムストリングスのストレッチ
タオルでハムストリングスをストレッチ
床にあおむけになり片膝を立てます。両手でタオルの端を握り、伸ばした足の裏に引っ掛け、タオルを両手で引き寄せましょう。10秒間キープします。
10秒間引っ張ったら片手でタオルの両端を持ち、タオルを持った腕のほうにつま先を向けて引っ張りましょう。10秒間キープします。
次に反対の手でタオルを持ちなおし、腕のほうにタオルを引き寄せましょう。10秒間キープしましょう。
両手でハムストリングスをストレッチ
あぐらをかいて床に座り、片脚を前方に伸ばして、反対の足をひざ下に入れます。両手で伸ばした側の足裏をつかみ、ゆっくりと身体を前に倒しましょう。10秒間キープしましょう。
次に伸ばした足側の手で足先を外に倒しながら身体を前に倒しましょう。10秒間キープしましょう。
さらに足をつかんでいる手を反対に持ち直し、内側に倒して10秒間キープします。
イスでハムストリングスをストレッチ
イスの前に膝立ちになり、片脚を伸ばしてかかとを座面につけます。膝の下にクッションを入れておくと膝が楽です。
両手で足のつま先をつかみ、体を前に倒しましょう。10秒間キープします。
次に前の運動と同様に、 伸ばした足側の手で足先を外に倒しながら身体を前に倒しましょう。10秒間キープしましょう。
さらに足をつかんでいる手を反対に持ち直し、内側に倒して10秒間キープします。
最後に
激しく 運動をした後、前屈をしようとすると太もも裏が痛くなったことはありませんか?ハムストリングは疲労しやすく固まりやすい筋肉とも言われています。運動後にしっかりとストレッチすることで翌日筋肉痛は全然違ってくるので確実にケアしてくださいね。
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