身体を動かしながら筋肉を伸ばしていく動的ストレッチは、筋肉の収縮を利用して血流量を増加させます。そのため、筋肉の温度も上昇し、酸素や栄養素の流れも増えます。つまり、動的ストレッチは肩こりや痛み、筋肉のこわばりを改善する効果があります。
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三角筋の動的ストレッチ

背中をまっすぐにして、両足を腰幅に開きます。両腕を水平に横に伸ばしましょう。

片手を外側にひねりながら、反対の手を内側にひねりながら下げます。

次に上下左右逆に動かします。交互に繰り返していきましょう。この時、頭や上半身がぶれないように胸を張って動かしてください。
交互に10回繰り返しましょう。
広背筋の動的ストレッチ

足を肩幅に広げて立ち、膝を軽く曲げ、両手は肘を曲げて肩に指先をつけます。

背中を伸ばして腰を動かさないように注意しながら肩を前に、反対の肩は後ろに向けて肘を大きく回します。視線は前に向けたまま行いましょう。

前回しを5回行なったら、後ろ回しを5回繰り返しましょう。
上腕二頭筋の動的ストレッチ

足を肩幅に開いて立ち、手のひらを合わせて腕を前にまっすぐ伸ばします。

手のひらを内にひねりながら、両腕を大きく横に向けて開き、手のひらが背中より後ろまで伸ばしたら元の位置に戻します。動かすときに腕が下がらないように注意してください。
この動きを10回繰り返しましょう。
上腕三頭筋の動的ストレッチ

足を肩幅に開いて立ち、手のひらをしたに向け、腕を真横にまっすぐに伸ばします。

片手を大きく上げて、肘を曲げ背中に回し、反対の手は下げて背中に回し、両手を近づけるように動かします。

腕の反動を使いながら左右交互を1回として10回繰り返しましょう。
大胸筋の動的ストレッチ

足を肩幅に開き、両手をまっすぐに前ならえをするように平行に伸ばします。

胸を広げるように片手を斜め前、反対の手を斜め後ろに伸ばします。

次に前ならえの位置に戻し、左右を逆にして動かします。勢いよく反動を使いながら動かします。
この一連の動きを10回繰り返しましょう。
最後に
腕や肩をねじりながら動かすと血液が全身に流れていくようで気持ち良いです。スマホや事務仕事などで背中を丸くしている方、肩こりや腕のだるさを感じる方はぜひこの動的ストレッチをこまめに行いましょう。
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