猫背になると上半身が後ろに移動し、左右の肩甲骨が離れて胸の大胸筋(だいきょうきん)が硬くなります。
また、肩甲骨を引き寄せる菱形筋(りょうけいきん)と僧帽筋(そうぼうきん)が弱くなり腕の重みを支えきれなくなります。
骨盤は後ろに傾いてしまうので、太もも後方のハムストリングス、お腹の腹斜筋(ふくしゃきん)が硬くなります。
ランニングや歩行にも大きく関係する腸腰筋(ちょうようきん)が硬くなって股関節を曲げる力が弱くなるので、この状態が続くとつまづきやすくなり、転倒のリスクが高くなりますよ!
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両手反らし
うつ伏せで両手を握り、親指だけ伸ばして上を向けます。そして腕を横に広げます。
足はつま先で支えます。
腕と胸を天井に向けて引き上げ、肩甲骨同士を寄せましょう。
この一連の動きを10回繰り返します。
胸の回転
横向けで寝転がり両膝を軽く曲げておきます。
上の手を前に伸ばし、反対の手は頭を支えます。
腕を振り上げ後方に回し、背骨を大きくねじりましょう。
10回繰り返します。
反対側も同様にしましょう。
Vの字腹筋
両手両足をいっぱいまで伸ばします。
手先で足の先を触るつもりで、両腕、両脚を引き上げVの字をつくり、ゆっくり戻します。
10回繰り返しましょう。
首からの腹筋
仰向けで両膝を立て、頭の後ろで手を組みましょう。
首からゆっくり持ち上げ上から順に背骨を丸めます。
おへそを覗くように持ち上げ、ゆっくり戻していき、完全に戻す前に再び持ち上げます。
10回繰り返します。
プランク
両手を肩幅に開いて手をつき、足のつま先を立て、お腹とお尻に力を入れて身体を一直線にします。
20秒間キープしましょう。
最後に
一口に猫背といっても肩こりだけでなく、腰や脚に影響するのでしっかりとストレッチとエクササイズをして背骨の自然なS字カーブを取り戻しましょう。
猫背や姿勢の悪さを改善したい方は姫路市の橋本接骨院にお越しください。
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