四十肩、五十肩は、その名の通り40代で症状が出れば四十肩、50代で症状が出れば五十肩と呼ばれているだけで、違いはありません。正式名称は肩関節周囲炎。「肩の痛み、運動制限」が特徴です。急性炎症期の激しい痛みの間は安静にしますが、できるだけ早い時期、痛みの峠を越えたら、患部を温めて積極的に体操した方が早く良くなります。今回は自宅でできる棒体操を紹介します。
YouTube動画はこちらから
肩の上下体操
両手で棒を握り、肘を伸ばしたままできるだけ棒を高く持ち上げ、上げきったら下ろします。
10回繰り返しましょう。
肩の突き上げ体操
体の前で棒の両端を握り、痛くない方の手で棒を突き上げ、 痛い方の手のひらを棒の端にかぶせて棒を斜め上へ高く押し上げます。
10回繰り返したら反対の腕も同様です。
肩の後ろ上げ体操
腰の後ろで棒を握り、棒を体から離すように後ろへ挙げて、ゆっくりと戻します。
10回繰り返しましょう。
腰の後ろで上げ下げ体操
腰の後ろで棒を握り、肘を曲げながら、棒を腰に沿わせながら上に挙げ、下ろします。
10回繰り返しましょう。
頭の後ろで上げ下げ体操
棒を両手で持ち、頭の上に伸ばしてから首の後ろまで下げる。下げたら上げるを繰り返しましょう。
10回繰り返しましょう。
棒の回転体操
片手で棒の中央を握り、体の横に広げて伸ばします。手首を内へ外へと回転させましょう。
10回繰り返したら反対の腕も同様に行いましょう。
わきのストレッチ
棒の両端を持ち、両手を頭の上にあげます。次に上半身を真横に倒していきます。
そのまま20秒間キープしましょう。
横ねじりストレッチ
両手で棒の端を握り、棒を水平に意識したまま、上半身を捻ります
最後に
五十肩の予防や改善に努めたい人は、今回の棒体操を習慣にしてみましょう。筋肉を伸ばす運動をすることによって、肩周辺の血行促進や柔軟性を取り戻すことが出来ます。筋肉を適度に刺激することで動きを広げることが出来ます。痛みがある人はお風呂上りなどに行ってみて下さい。
コメント