2018.5.6 更新
痛い腱鞘炎
指が痛い!曲がらない!
その痛み腱鞘炎かもしれません。
腱鞘炎とは
腱鞘炎は文字の書きすぎやパソコン作業、工具を握ったり仕事で手をよく使う人によくおこります。
また、女性ホルモンと関係することも多く、妊娠・出産期の女性や更年期以降の女性にも多いです。
図は親指の腱鞘炎の場合です。
手の「腱」は指先から手首にかけて紐のように手のひら側を通っています。
この「腱」が収縮することで指は曲がります!
「腱鞘」はこの「腱」が骨から離れないようにするベルトの役割を果たしています。
腱鞘炎は手の使い過ぎで「腱鞘」から腫れます!
「腱鞘」が腫れると、押さえつけている「腱」が締め付けられます。
そうなると指を曲げようとすると、指がこわばったり、痛みが出たりします!
この状態が腱鞘炎です。
治りにくい腱鞘炎
痛みが出た最初の時点で来院してください!
様子をみたり、放置しておくと治りにくくなります!
この症状が出てる時点で腱鞘は繰り返しの損傷や使い痛みでダメージを受けています。
しばらく手を休めただけでは、また使い始めたときに再発することが多いですし、放置してさらに進行することが多いです。
また急性の場合、炎症の程度により固定が必要なことがあります。
バネ指(弾撥指)
さらに腱鞘炎が進行していくと図のように「腱」が腫れあがり、「腱鞘」の中を通れなくなりますよ!
この状態になるとバネ指(弾撥指)という状態になります。
指を曲げようとすると「カクンッ」とはねます!
こうなると痛みも強く、日常生活にも大きく支障が出ます。
また、腫れているだけでなく、腱や腱鞘の組織も繰り返しの負担から組織自体が分厚く、硬く成分が変わってしまっています。
こうなると治るまでに相当な日数がかかることが多く、場合によっては手術の必要もあります。
腱鞘炎は腫れたり炎症だけで済んでいるうちに早期の治療が大切です。
手の指に違和感を感じたり、こわばりがあるときはすぐにご相談くださいね!
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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