ランニングの前には股関節の動的ストレッチを行いましょう。股関節の柔軟性は、柔軟性や連動性を高める事ができさらにパフォーマンスの向上だけでなくケガの防止にも繋がります。誰にでも気軽にできて、ウォーミングアップにもなりますので、ぜひ試してくださいね。
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ラン前の習慣にしたい股関節の動的ストレッチ
股関節の左右、前後の動的ストレッチ
両脚を大きく開いて、つま先を斜め45度に向けておきます。腰を深く沈めて、両肘を太ももの内側につけて体を安定させます。お尻を左右にスライドさせましょう。
20回往復させましょう。
次に前後にも20回往復させます。
胸椎の回転の動的ストレッチ
床にうつ伏せになり、肘を曲げて顔の下に置きます。脚を伸ばして背中をねじりながら脚を反対方向に引き上げます。これを左右交互に20回繰り返しましょう。
腰を左右にねじる動きは、実は腰椎はほとんど動いていません。腰椎の働きは腰を前に曲げる動きが大部分です。腰を左右にねじる動きは実は背中の胸椎の動きです。そして股関節で骨盤をねじる動きと合わせて、腰を左右にねじっているように感じます。そのため、胸椎の動きをよくしておく事は走る時に脚を前に出す動きをスムーズにするために大切です。そして肩甲骨を連動させて腕を振る働きに役に立ちます。
脚の後面の動的ストレッチ
両脚を大きく前後に開いて、手を床につき、前の脚を腕の外側に置き、後ろの脚はつま先を立てて後方に伸ばします。
前の足のつま先を引き上げながら、腰を持ち上げます。このつま先と腰を連動させながら引き上げ、下ろす動作を20回繰り返します。
脚を入れ替えて反対の脚も同様に動かしましょう。
最後に
この動的ストレッチを行うと、股関節と上半身の筋肉を、連動させてしっかり伸ばすことができるため、姿勢が安定し、長距離であってもしっかり走り抜く体を作ることができます。走る前には必ず動的ストレッチを取り入れてくださいね!
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