後脛骨筋は脚の筋肉、腱の中で最も重要なものの一つで、ふくらはぎから足首の内側を通り、足の骨の中央部につながっています。
後脛骨筋腱は土踏まずの形状を保ち、歩く時、走る時につま先で地面を蹴る動作の際に働きます。
大切な働きをする後脛骨筋ですが 、年齢とともに機能が低下し、偏平足や外反母趾、変形性足関節症の原因にもなりますし、ひどくなると後脛骨筋機能不全となり痛みのためにくつも履けないことにもなりかねません。
後脛骨筋機能不全 の予防、扁平足改善のためにテーピングで脚のアーチを補強しましょう。
YouTube動画はこちら
準備
GONTEXマルチカラーテーピングを使用します。キネシオテープなど伸縮性のあるテープでも可能。
5センチ幅のものを使用します。
15センチ×2本 40センチ×2本使用します。
貼り方
足の裏、親指の付け根からかかとに向けて15㎝のテープを少しだけ引っ張って貼ります。この時、足の指にテープがかからないように注意してください。
次に、足の裏、小指から中指の付け根からかかとに向けて少しだけ引っ張って2枚目のテープを貼ります。この2枚のテープはかかとのところで重なります。
足裏の中央、アーチのところから内くるぶしの骨に沿って、カーブさせながら貼ります。カーブさせるときは台紙を少しずつめくりながら、ゆっくりとじわじわと貼るとシワになりにくいです。
くるぶしの後ろから上は、脛骨の際に沿って上へと貼りましょう。骨に少しテープが重なるように貼ってください。
完成です。
最後に
このテープは運動時だけでなく、日常生活時にも貼ったままでも構いません。かぶれたりしなければ2週間を目安に、貼りなおしながら続けて貼ってみましょう。
コメント