バランスボールを買ったけれど、乗っかってみたり、 転がしたり、座ってみたりするけれど、結局うまくトレーニングに使えていないというのはよく聞きます。バランスボールは不安定なので使いにくいという方も多いです。
しかし、バランスボールはその不安定さがトレーニングの効果を高めます。ついつい自己流で使って、そのうち飽きてしまう。そんなことにならないためにも今回は腹筋にターゲットを絞ってトレーニングする方法を紹介します。難易度は低めなので、自己流で行わずに動画に合わせて正しいフォームで一緒にトレーニングしていきましょう。
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レッグレイズ

あお向けの状態になり、くるぶしでボールを挟みます。両手は体の横に置き、バランスを保ちましょう。

足を伸ばしたまま、床から垂直になるくらいの高さまでボールを上げ、戻します。この時、床にボールをつけずに繰り返していきます。
10回、2セット行いましょう。
クランチ

バランスボールの上であお向けになり、両手は頭の後ろに組みます。脚を腰幅に開いて姿勢を安定させましょう。

口から息を吐きながら上体を起こして戻します。
10回、2セット行いましょう。
サイドベント

バランスボールに横向きで体を乗せ、脚を前後に大きく開いて安定させます。下の手でボールを抱えるように押さえて、反対の手は頭の後ろに回します。

頭の上の肘を腰に近づけるイメージで上体を横に引き起こして戻します。
10回、2セット行いましょう。反対側も同様に行いましょう。
ロシアンツイスト

バランスボールの上にあお向けになり、脚を腰幅より大きく開きます。両手を合わせて天井に向けて伸ばし、頭から膝まで一直線をキープします。

腕を左右に倒して行きます。姿勢を安定させて行いましょう。
10回、2セット行いましょう。
アダクションツイスト

床であお向けになり、両手を腰の横に広げて安定させます。両足でバランスボールをはさみ、斜めに持ち上げて床から浮かせます。

車のハンドルを回転させるように両脚を回転させて、足が上下になるように動かします。次に反対にも回転させます。ボールを落とさないように注意しながら行いましょう。
左右10回、2セット行いましょう。
最後に
バランスボールは筋力や持久力、バランス力、柔軟性などを向上させることが期待できます。運動強度もさほど高くないため、体力や筋力に自信がない人でも気軽に楽しく取り組めるというメリットがあります。そしてバランスボールの最大の特徴である不安定性がエクササイズをするときに体がバランスをとろうとしてさまざまな筋肉が働き、少ない回数で十分な効果が得ることができます。
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