お風呂から上がった時に、体を拭くために使ったバスタオルやフェイスタオル。タオルを有効活用することで、筋肉や関節をストレッチすることが出来ます。
夕方ごろからは、体を休めるために副交感神経が働きます。そのため、ストレッチをしている時に、痛みを感じるまで筋肉を伸ばそうとすると交感神経が働いてしまうので、睡眠を妨げてしまうこともあります。なので、無理に伸ばそうとせず、気持ちいいと感じるところでストレッチを行ってください。
体が硬いなと感じる人はバスタオルのような大きなタオルを。体が柔らかいなと感じる人は小さいフェイスタオルを使ってストレッチしましょう。
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1.太ももの内側のストレッチ
あお向けに寝ころびます。
片方の脚のかかとにタオルの真ん中を引っ掛け、タオルの端を足を上げている側の手で持ちます。
なるべく膝を曲げないように床と垂直になるように足を上げ、タオルを引きながら、外側に倒します。
30秒キープします。反対足も同様に行います。
2.太ももの前側のストレッチ
片足の膝を床につき、膝をつけている側の足首にタオルの真ん中を引っ掛け、両端を両手で持ちます。
反対の脚を大きく前に踏み出し、左右の肘を締めて、タオルを前方に引っ張ります。
30秒キープします。反対側も同様に行います。
3.僧帽筋のストレッチ
床に座り、爪先のあたりにタオルを引っ掛け、右足をまっすぐ伸ばします。
タオルをクロスさせ、足の小指側を左手で、親指側を右手で持ちます。
両腕を伸ばしながら、上半身を左後方へスライドさせます。
その状態で30秒キープします。反対側も同様に行います。
4.広背筋のストレッチ
床に膝立ちになります。両手でタオルを持ち、肩幅より少し開き、頭の上に伸ばします。
左肘は伸ばしたままで、右手でタオルを右側に引っ張り、体側を伸ばします。
30秒キープします。反対側も同様に行います。
5.肩関節のストレッチ
床に膝立ちになります。左手でタオルの端を持ち、左の肩にタオルを垂らし、背中側で右手でタオルの端をつかみます。
左手でタオルを引き下げていきます。30秒キープします。反対側も同様に行います。
6.首すじのストレッチ
床にあぐらをかいて座ります。タオルの真ん中が頭の後ろにくるようにし、タオルの端を両手で持ちます。
肘を絞めて、お腹を引っ込ませるようにして背中を丸くして、腕の重みでタオルを下に引きます。
30秒キープしましょう。
7.首横のストレッチ
床にあぐらをかいて座ります。頭の右側にタオルの真ん中がくるようにし、タオルの両端を左手で持ちます。
腕の重みを利用してタオルを左側に引きましょう。
30秒キープします。反対側も同様に行います。
まとめ
これらのストレッチは、毎日継続することで関節の可動域が大きくなり、血流の流れも良くなるので質の良い睡眠をとることが出来るようになります。なので、お風呂上がりの体が冷えてしまうまでにストレッチして、ぐっすり寝て体の疲れを取りましょう。
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