過ごしやすくなってきたこの季節。でも何となくまだ体がだるい。そんな方はもしかしたら「秋バテ」かもしれません!
「秋バテ」とは、夏の暑さもやわらぎ、ようやく涼しくなってきたのにもかかわらず体がだるい、疲れやすいなどの体の不調が続いている状態をいいます。原因としては夏の間の冷房で体が冷やされて血流が悪くなっていることと、暑さや冷たい物の取りすぎにより内臓にダメージが蓄積されて自律神経が乱れているのに加えて、秋の朝昼夜の寒暖差や長雨などの低気圧の影響が加わって起きてきます。
秋バテの大きな原因が自律神経の乱れとそれによる血の巡りが悪くなることですので、それを改善するようにします。
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キャット&ドッグ
姿勢が整い、血流を良くします。
肩の真下に手、股関節の真下に膝を置くような四つ這い姿勢をとります。
次に息を吸いながら脊椎全体を丸めるように動かします。おへそをのぞき込むように頭を丸めこみましょう。この時、肩甲骨を広げるように動かします。
今度は息を吐きながら腰を反らせて肩甲骨を寄せるように背骨を反らせていきましょう。
5回2セット繰り返しましょう。
ツイストスクワット
お腹をねじりながら動かし、胃腸の働きを活発にします。
足を腰幅に開き、両手を前に伸ばしながら腰を落とします。
腰を上げながら右腕を後ろに回す。
左右10回、2セット行いましょう。
ヒップウォーク
骨盤のゆがみを整え、内臓の血流を良くします。
床に両足を伸ばして座りましょう。片方のお尻を浮かせるように骨盤を持ち上げて前に出して前に進み、次に反対のお尻を浮かせて前に進みましょう。
10歩前に進み、10歩後ろに下がるのを1セットとして2セット繰り返しましょう。
胸郭のストレッチ
胸の呼吸器を広げて、深い呼吸と自律神経を整えます。
イスに浅く座り、息を吸いながら両手をまっすぐ上に伸ばします。息を吐きながら片手を体の横に下ろし、顔は下げた手のほうを見ます。反対の手はまっすぐ天井に引っ張り上げたままにします。
体の側面をまっすぐに伸ばしましょう。体の軸が倒れないように注意してください。
反対側も同様に行います。一連の動きを呼吸に合わせて行うこと。5回繰り返しましょう。
腰のストレッチ
内臓の働きを良くします。
イスに浅く座り、息を吸いながら両手をまっすぐ上に伸ばしましょう。
息を吐きながら、体をねじり、手を脚の外側と背もたれに置きます。顔も後ろに向けましょう。背中を丸くしないように注意してください。
左右交互に5回繰り返しましょう。
深呼吸
肋間筋や横隔膜がストレッチされ、より深く呼吸ができるようになります。
深呼吸は息を大きく吸って3秒止めます。
そして、ゆっくり10秒ぐらいかけて息を吐きます。
最後に
まだまだ暑い日が続き、疲れがたまってしまう方や無気力になってしまう方も多いと思いますが、今回紹介した運動に挑戦して一緒に気持ちのいい秋を元気に迎えましょう!
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