肩甲骨の動きを良くして肩こりを解消させるストレッチ
肩甲骨は筋肉の上を浮いたように存在し、骨同士の連結は鎖骨から胸骨、そして肋骨へ順につながり、ようやく背骨につながっています。
そのため肩甲骨の安定性は筋肉だけに頼ることになります。それだけに多くの筋肉は肩甲骨に集まり、これらの筋肉が硬くなると可動性、安定性は悪くなり、肩こりの原因になりやすいです。
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肩甲骨のストレッチ〜可動性と安定性を維持〜
大胸筋のストレッチ
脚を腰幅に開き、両腕を後ろに組んで立ちます。
背中をまっすぐにしたまま、肘を伸ばして両腕を引き上げましょう。
20秒間キープしましょう。
上部僧帽筋のストレッチ
脚を腰幅に開いて立ち、片手を反対側の側頭部に当てます。反対の手は下に垂らし、肩が上に上がらないように力を抜きます。側頭部に当てた手で首を真横に倒していきます。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行います。
菱形筋のストレッチ
脚を少し広めに肩幅に開き立ちます。
両手を組んで前方にまっすぐに伸ばし、膝を軽く曲げて、背中を丸めましょう。
20秒間キープしましょう。
上腕三頭筋のストレッチ
脚を腰幅に開いて立ち、片腕を上に伸ばして肘を曲げます。
腕を頭の後ろに垂らして、反対の手で肘を掴んで押し下げると同時に体を横に倒します。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行います。
最後に
多くの人は肩甲骨をうまく使えずに、肩甲骨の周囲の筋肉を硬くしてしまったり、筋肉を弱くしてしまいがち。
そうなると肩こりだけでなく、腱鞘炎や肘の使い痛みなどを引き起こしたり、腕をうまく振れないために骨盤の動きを悪くして走る、歩く姿勢の崩れにつながります。
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