今年はから梅雨かと思ったら、7月に入ってから雨の日が多いですね。ジメジメ、ムシムシ、気温も湿度も高く、不快な気候が続いています。
この梅雨の終わりから真夏にかけて体の不調を訴える方も多いですね。
原因は湿気と汗のバランスが崩れるためです。
これは東洋医学で言う『湿邪』というものが関係しています。
体の中に湿気がたまり、それを汗で上手く排出されないために起こります。
こんな時は自分でできるお灸で湿気を体の中から追い出し、汗を上手くかける体、つまり体の中の悪いものを排出できるようになるツボをお灸で刺激していきます。
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季節の変わりめの不調を整えるお灸~梅雨から真夏の体へ~
尺沢(しゃくたく)
肘を曲げた時に出来るしわの中央から指2本分親指側にずれたところにあります。
呼吸器や肺の湿度を調整するツボです。
陰陵泉(いんりょうせん)
内くるぶしから骨に沿って指でなぞっていくと指が止まるところ。 膝下内側にある太い骨の真下あたりになります。
体の湿気を取り除くツボなので、むくみや夏の食欲不振に効果的です。
中脘(ちゅうかん)
カラダの中心線上で、おへそから指幅5本上のところにあります。
胃腸の働きを高めて、栄養をしっかりと吸収して体力を高めるツボです。エアコンで冷えたからだ、夏風邪の改善に効果的なツボです。
湧泉 (ゆうせん)
足の指をギュッと握ったとき、一番くぼんでみえるところにあります。
名前の通りエネルギーが泉のように湧くツボです。ここを刺激すると元気が出ます。
失眠(しつみん)
かかとの中央にあるツボです。ていねいに触ると少し凹みがあり、そこにお灸をしましょう。
たかぶった神経を落ち着かせて眠気を誘うのが「失眠穴」のツボ。 暑い日が続き、夜、なかなか眠れない方におすすめです。
最後に
ツボにはいろんな働きがあり、それをうまく組み合わせてお灸をするととっても効果的。自宅でのお灸だけでも、梅雨から夏にかけての不調をケアができちゃいます。お灸は体力にちょっと自信の持てない方の、頼もしい味方。どうぞ活用してみてください。
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