腰痛の8割以上は慢性的な腰痛といわれています。これは運動不足や筋力低下によって発生したり悪化すると考えられているものです。腹筋や背筋を鍛えることで、姿勢をきれいにして腰の負担を軽くすることができます。今回は腹筋・背筋を強くする運動ですが、腰に痛みが出ない範囲で行いましょう。また、正しいフォームで反動を使わずに動かすことが大切です。
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ベントニーシットアップ
あお向けで両膝を90度に立てます。両手は耳の後ろ付近に当て、頭部を浮かし、腹筋に力を入れましょう。
みぞおちを中心に、背中を丸めながら起き上がります。起き上がる際、背中が伸びないように注意しましょう。
10回2セット繰り返しましょう。
ニートゥチェスト
床に座り、両手を後方につき、膝を軽く曲げて両足を浮かせましょう。
ゆっくりと上半身を起こしながら、両膝を胸に近づけたらゆっくり戻します。脚だけでなく上半身も起こすのがコツです。
10回、2セット行いましょう。
ツイストクランチ
膝を立ててあお向けになり、両手はまっすぐに伸ばして太ももの上に、上半身は肩甲骨が浮くように起こしておきます。
片手を伸ばし、反対の膝にタッチするように体をねじりながら起こします。
同じ側を10回繰り返したら反対側も同様に。
グッドモーニング
肩幅に足を開き、膝を軽く曲げておきます。両手は胸でクロスさせます。
背中を真っ直ぐにしたまま上体を前に倒しましょう。顔は正面を向けたままで繰り返しましょう。
10回、2セット繰り返しましょう。
バックエクステンション
うつ伏せになり両手は頭の上に、足はそろえて伸ばしておきます。
ゆっくりと両手、両足を浮かせます。反動を使わず、膝を曲げないように注意しましょう。
10回、2セット繰り返しましょう。
最後に
腹筋、背筋を強くすることは天然のコルセットをつけるようなものです。しっかりと強化して慢性の腰痛とおさらばしましょう。
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