2020.6.12 更新
早いものでもう梅雨入りしちゃいましたね。
この夏に向かって陽気が「暖かい」から「暑い」に変化するとともに湿気も多くなります。そうなると身体は汗をかきやすい身体へと変化します。
汗をかくということは熱を上手く発散させるということです。
冷房などで熱の発散を止め、身体に熱がこもると夏バテを起こしやすくなります。この夏はマスクをして過ごさなければならない方も多いでしょう。
この熱の発散や汗のコントロールがうまくいかないと泌尿器系にも大きく影響してきます。マスクをしていると体の熱がうまく放出しにくくなります。梅雨時から真夏にかけて、夏バテしないためには脚のふくらはぎの内側のツボを押さえてみましょう。
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復溜(ふくりゅう)
「復」・・・繰り返す・重ねる・かえる
「溜」・・・とどまる・たまる・たたえる
つまりこの復溜というツボは水分代謝を活発にさせるツボです。腎臓の機能を高め、余計な水分を出したり、汗のコントロールだけでなく手足のむくみに効果があります。
内側のくるぶしの骨とアキレス腱の間のくぼみから指幅3本分上にあるツボです。

足首をつかむように手を添えて、親指の腹でぐっと押さえます。ぐっと押さえたら5秒間押さえ続け、3秒かけてゆっくりと指を離します。
左右ともゆっくり5回程度押しましょう。 このツボは、寝る前に刺激するのがお勧めです。
お灸で刺激するのもとても効果的ですよ!
復溜(ふくりゅう)と合わせてお灸をしたいツボ
湧泉(ゆうせん)

足でグーをした時、足裏でいちばんへこんでいるところが湧泉です。足裏を3等分して約3分の1のところです。
気力、体力を強くします。バテてしまった体を充実させる、元気が泉のように湧き出るツボです。体を温め、冷え、むくみを解消します。
足三里(あしさんり)

膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみに人さし指をおき、指幅4本そろえて小指があたっているところが足三里です。
弱った胃腸の働きを高め、胃もたれを解消します。足の疲れ、全身の疲労をスッキリさせ、やる気を高めます。
最後に
梅雨時になると気温・湿度の急激な変化に体が順応しきれずに不調を起こしやすくなります。復溜(ふくりゅう)のツボで体調を整え、夏に向けて体力を向上させましょう!
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