ヨガブロックはヨガのポーズをとる際に体をサポートする補助器具です。これはストレッチの補助器具としても使えます。特に体の硬い人や、筋力がなくぐらつきやすい人でも安定した姿勢でストレッチできます。値段もリーズナブルで1500~2000円ぐらいで購入できるのでおすすめです。
今回はヨガブロックを使った効果的なストレッチを紹介します。ヨガブロックの置き方を横や縦に変えて高さを調整するとちょうどよいストレッチ感を得られますよ!
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1.三角のポーズ

まっすぐに立ち、両足を大きく開きます。両足の幅は肩幅より広げます。右足のつま先を外側に向け、ヨガブロックを横に置きます。左足のつま先は正面に向けましょう。左右のつま先の向きが違うので注意してください。
両手を横に水平に伸ばし、上半身を右に倒します。右手の先でヨガブロックを押さえながら左手は天井に向けて伸ばします。視線は左手に向けましょう。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に。
2.脚後面のストレッチ

床に座り片脚を伸ばし、かかとの下にヨガブロックを置きます。反対の脚は膝を曲げ伸ばした脚の下に足先を置きます。両手を伸ばした脚の両側について、上体を前に倒しましょう。
20秒間キープしましょう。反対の脚も同様に行います。
3.股関節ストレッチ

ヨガブロックの上に座り、両足の裏を合わせて両手でつかみます。背中を伸ばして上体を前に倒しましょう。
20秒間キープしましょう。
4.胸を開くストレッチ

正座、またはあぐらで座り、体の後方にブロックを置き、両手を乗せます。肘を伸ばして体重をかけていきます。視線は天井に向け、胸を開きながら体の前面を伸ばします。
20秒間キープしましょう。
5.背面のストレッチ

体の前方にブロック2個を並べて置き、両手を乗せて三角形をつくるイメージでお尻を天井に伸ばします。両手は肩幅より少し拡げ、両手両足で体を支えます。手からお尻まで、かかとからお尻まで、それぞれ一直線になるようにしましょう。背中が丸くならないように、かかとが浮かないように注意してください。
20秒間キープしましょう。
6.腕の背面ストレッチ

四つ這いになりつま先を立てておきます。体の前にブロックを肩幅に合わせて置き、左右の肘を置いて肘を曲げます。胸を床に近づけるように体を沈めましょう。
20秒間キープしましょう。
7.姿勢を伸ばすストレッチ

あぐらをかいて座り、ブロックをお尻の下に入れます。尾骨でブロックを押し付けるように骨盤を立てて背中を伸ばします。この姿勢をとると背骨が伸びやすくなります。
目をつむり、20秒間瞑想してみましょう。
最後に
硬くて動かしにくいストレッチも、ストレッチの強度を上げたい時にも、ストレッチの効果をさらに高めたい時に便利なのがヨガブロックです。床に置いて床を底上げするようなイメージで使うといろんなストレッチに応用できます。
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