タオルを使う体操は、動かしにくい筋肉を刺激して、伸ばしにくい部位も簡単に動かすことができます。体操を行うことで全身の血行を促進し、肩や腰のこり解消や、背骨のストレッチにもなります。
運動不足の高齢者や体力に自信のない人にもおすすめです。気軽にお家にあるタオルで体を動かしてみましょう。
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背伸びの体操

タオルの両端を持ち、床に立ちます。腕を下げた状態から、片足を前に踏み出すと同時に両腕を天井に向けて伸ばします。足を戻しながら腕を下げます。
左右で1回として10回繰り返しましょう。
脇伸ばし体操

足を肩幅に開き、タオルを持つ手を天井に向けて伸ばして10秒間キープしましょう。

次に腕を伸ばしたまま上半身を横に倒します。10秒間キープしましょう。

反対側にも10秒間キープしましょう。
背中伸ばし体操

タオルの両端を持ち、足は腰幅に開いて、膝を少し曲げて立ちます。腕を体の正面に伸ばしタオルをピンと引っ張ります。

腕が下がらないように水平に前に前に腕を伸ばします。背中を軽く丸めて顔も下を向けて伸ばします。
10秒間伸ばしたら戻しましょう。
胸を張る体操

足を腰幅に開き、腰の後ろでタオルの中央を短く持ちます。手のひらを上にして腕を伸ばし、胸を張りながらタオルを床に向けて伸ばします。顔は正面を向けておきます。
10秒間伸ばしたら戻しましょう。
体をねじる体操

足を肩幅に開き、タオルの両端を持ちます。腕を水平に伸ばし、片脚を軸にして体をねじります。反対の足はつま先で支えながら全身をねじりましょう。

10秒間伸ばしたら反対側も同様に。
腰伸ばしの体操

足を腰幅に開き、タオルを背中に回して両手で長めにつかみます。タオルを強く引き、背中を反らすように、胸を張って伸ばします。
10秒間キープしたら戻します。
足上げ体操

イスに座り片足の裏にタオルの中央を引っかけ、タオルの端を両手でつかみます。手でタオルを引きながら足を高く上げたら戻します。
10回繰り返したら反対の足も同様に行います。
股関節回しの体操

イスに座り片足の裏にタオルを引っかけ、前に伸ばします。足で大きな円を描くようにゆっくりと回します。
10回したら反対回しもしましょう。反対の足も同様です。
最後に
年齢を重ねてくると、若い頃と比べて運動量が少なくなり、体を動かす機会が減るために筋肉は柔軟性が失われ、血液の循環も悪くなります。まずはタオル体操で筋肉の萎縮を予防し、体の可動範囲を広げていきましょう。
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