後十字靭帯のリハビリ
膝の後十字靭帯はスポーツや走っていて転倒した時に、すねをぶつけて靭帯損傷を起こす場合が多い怪我です。
完全断裂以外の損傷では急性期を過ぎると膝の痛みや腫れがおさまりますが、激しく動かすと膝がカクンと力が抜けたり、ジャンプの着地の不安定感が残ります。
後十字靭帯損傷では早期のリハビリが大切になります。膝の動揺が強ければ支柱つきのサポーターを着用してリハビリをしていきます。可動域の回復、筋力強化などを受傷後1〜3週後には開始していきます。
ここで紹介する運動は受傷後1〜2ヶ月での復帰メニューです。
受傷後の日数や損傷の程度や腫れ具合などで運動メニューは違ってきますが、基本的には以下の運動を行います。詳しくは専門医や当院でご相談ください。
ストレッチ
大腿四頭筋のストレッチ
壁の前で手をついて立ち、膝の裏に丸めたバスタオルを入れ、足首をつかむ。太ももの前側、つまり大腿四頭筋を意識しながら足首を引き上げる。痛くない程度で20秒間ストレッチを行う。
膝の裏のタオルが支点になることで、脛骨の動揺を抑えるのと膝の過度の屈曲を制限します。
スクワット
膝の可動域が回復した時期、受傷後4〜6週間過ぎた頃から始めます。
ボールを背中に当てて壁の前に立ちます。足を肩幅に広げ、ボールを落とさないように真っ直ぐ腰を落とし、膝を曲げていきます。90度間で曲げたら今度は伸ばしていきます。
ゆっくりと20回を目安に行いましょう。
筋力に応じて回数やセット数を増やして下さい。
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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