変形性股関節症で大切なことは股関節に負担をかけない生活をすることです。そして痛みが減ってきたら運動療法や筋トレなどで正しく関節を動かすためのトレーニングが必要になります。
運動を続けることで関節液が軟骨に十分に行き渡り、骨に栄養を供給することができます。筋肉がついてくると歩行やジョギングなどでも関節に衝撃が伝わりにくくなります。股関節を正しく動かせるように、さらに筋肉を強くして、ランニングができるようにまで頑張りましょう。
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変形性股関節症の筋肉を正しく動かす筋トレ
股関節の屈曲
体をまっすぐにして、脚を腰幅に開き、両腕を互いの手でつかみ、肩の高さにキープします。
膝を伸ばしたまま股関節を曲げていきます。両手は前にスライドさせ、背中が丸くならないように注意してください。肘の位置は変えずに前に体を倒したらゆっくり戻します。
10回繰り返しましょう。2セット行います。
股関節の前後
床に四つ這いになり、両脚は腰幅、両手は肩幅に置きます。
片脚を大きく一歩前に出して、手の外側に置き、再び戻します。
これを左右10回ずつ、交互に行います。2セット行いましょう。
大きく開いてスクワット
両脚を大きくいっぱいまで開き、両腕を肩の高さで前腕を重ねて組みます。つま先は45度外側に向けておきます。
膝が直角になるまで腰を落とし、上体をまっすぐにしたまま元に戻します。
10回繰り返しましょう、2セット行います。
深くスクワット
両脚を肩幅に開き、両手を体の前に垂らします。つま先を45度外側に向けておきます。
体をまっすぐにしたまま、膝を曲げてしゃがみこみ、股関節を開いて両手のひらを床につけます。元の姿勢に戻し、繰り返しましょう。
10回繰り返しましょう、2セット行います。
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