肋骨は普段意識して動かしていませんが、私たちは呼吸をするたびに肋骨を動かしています。
この肋骨の動きが悪くなると疲れやすい体質や肩こりの原因にもなります。
肋骨の下のほうを両手でつかんで、深く深呼吸してみましょう。息を吸うと上に広がり、息を吐くと下にすぼむのがわかります。みなさんもやってみましょう。
吸って・・・ 吐いて・・・・
呼吸をするたびに全体的にスライドしながら上に広がったりしぼんだりするのが手に伝わりますか?
肋骨周りの肋間筋など呼吸筋によって肋骨は動いています。これは胸だけでなく、お腹や首の筋肉もふくまれます。この呼吸筋が硬くなると、肋骨の動きが小さくなり、浅い呼吸となります。
呼吸が浅いと体が疲れやすくなったり、肩甲骨の動きが悪くなって肩凝りを起こします。身体に疲れを感じたら肋骨周りの筋肉をほぐして、深い呼吸を取り戻し、リフレッシュしましょう。新鮮な酸素を脳にも巡らせるので、眠気覚ましとしても効果的ですよ!
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疲れや眠気をリフレッシュする肋骨エクササイズ
肋骨を左右に広げるエクササイズ
うつ伏せになり、片手はあごの下に置き、反対の手は横に伸ばします。横に伸ばした側の足はつま先を立て、反対の脚は膝を直角にまげます。
伸ばした手のひらを前方に向けて、床から上げながら上半身を持ち上げ、同時に曲げた膝も床から10センチほど上げます。視線は上げた手先に向けてください。
10回繰り返しましょう。反対側も同様にしましょう。
肋骨の歪みを調整する寝返り運動
うつ伏せになり、片手はあごの下に置き、反対の手は横に伸ばします。
伸ばした手を上げ、上半身の力だけで上体を回転させ、両手を伸ばしてあおむけになります。
左右交互に2回行います。
肋骨の位置をリセット
イスに浅く座り、両腕を頭の上に伸ばして、両肘を左右の手でつかみます。
背中を真っ直ぐにしたまま、ゆっくりと3秒かけながら前に倒し、次に3秒かけて元の姿勢に戻ります。
10回繰り返しましょう。
最後に
胸が広がって新鮮な酸素でリフレッシュできましたか?このエクササイズで背中や肩のこりも楽になるはずです。眠気や頭がボーっとしたときにやってみましょう。
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